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そうだ、ピッケルさんも、秘密マンさんもp1505を知らないと言っているので案内しよう。
滑り易い斜面を少し登るとシャクナゲが迎えてくれた。
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1505のピークの先は切れ落ちた岩場があり、新緑の海を上から見下ろし、日本岳の岩壁を目の当たりにする。
見た目にも怖い岩場は無風。梅雨前の初夏の香りがした。
笙ノ窟で小休止。岩の間から滴る水を溜めた鉢の水をピッケルさんが飲んでいた。
『どお、美味い?』と聞くと。
『うーん、そんなにも』だった。
興味はあったが、飲まないでおこう。
石の鼻からは岩で盛り上がった日本岳に見応えが有る。
幾つもの階段や梯子登りで奥駈道に合流し、一休み。この標高になると、流石に若葉は見えない。
山頂では稲村ヶ岳や、山上ヶ岳を前に昼食。
天気に恵まれて近畿最高峰の八経ヶ岳から釈迦ヶ岳への奥駈の稜線が眩しく見えた。
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今日のメインはブナの森でオゾンをいっぱい浴びることだ。
岩本新道を下る。
いつもと変わらぬ姿であの大きなブナは待っていた。
ピッケルさんが嬉しそうにその木に登ってる。
全てを包みとってくれるようなブナの巨木。
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帰路、和佐又山へ立寄る。
この付近にだけは今が盛りのシロヤシオが見れた。
八経ヶ岳
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青葉の間に大普賢岳(和佐又山から)
久しぶりの大峰。大好きな大普賢の森を堪能した一日だった。 |
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