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飛龍山(大洞山)へ
最初に僅かな急登があるがすぐに平坦な歩きやすい道になった。
昨夜の雨で下草が濡れていたけど、幅3m位綺麗に刈払われている。
ここは奥秩父主脈縦走路の一部で、飛龍山の向こうには雲取山がある。
禿岩の表示がある所まで来た。
縦走路から少し外れて南側に禿岩の展望台。予報に反し天気は芳しくない。
明るくなり掛けたと思うと直ぐにガスが立ち込める。こんな繰り返しなので全く展望なし。
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残念だが飛龍山山頂も周囲の樹木が邪魔をして展望出来る所では無かった。
後に聞いた話ではシャクナゲの時期が良いらしく、
今はこの山が輝く時期ではないそうだ。 |
唐松尾山へ
思ったよりも早くピストンできたので、小屋へ下らず将監峠から明日予定していた唐松尾山へ歩を進める。
甲武信ヶ岳方面から縦走してくる3人の単独行者に出会う。
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唐松尾山の山頂は近かったが、ここの山頂も展望出来そうな所ではなかった。
三等三角点だけが目立っていた。
復路で展望台の西御殿岩へ寄り道をして明るくなって来た周囲の山を見渡す。
明日予定の和名倉山方面だけが時々顔を出している。
和名倉山はゆったりとした大きな山頂が印象的。
テントに戻り小屋を覗く。小屋は昭和の雰囲気がある、ところがトイレはバイオで平成そのものだ。
暫くして管理人さんが戻って来た。既に待っていたテントや小屋泊りの客が、受付やビールの注文に慌ただしくなる。
小屋泊り(素泊まりのみ)の客もテントの客もそれぞれが5人。全員10人が外のテーブルで食事を、山談義に花が咲いた。
瑞牆山から長駆縦走してきた若者や明日の和名倉山で関東100名山の99座目のご夫婦。
奥秩父の中でも地味な存在のこの地域、関西人は少ない。やはり私だけだった。
【 2日目 8月16日 】
夜中に降っていた雨は朝には止んでいた。天気予報は9時から15時ゴロまで晴れマークが出ている。
昨日そうだったように山では簡単には晴れてはくれないので、期待は大きくは持たない。
昨夜の雨が藪には残っている、雨具を着て出発した。
和名倉山は秩父側での呼び名、山梨側では白石山と呼ばれる。
因みに国土地理院では白石山と表示されている日本二百名山の一つだ。
朝もやの中、皆さんがテントを撤収している横を、私は出発した。
樹林帯を抜けると開けた所に出るも、まだガスは取れない。
東仙波への登り道が見える
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東仙波山頂
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東仙波を過ぎると広いダケカンバ林の尾根道
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晴れ間が見える事も無く山頂着 二等三角点
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こんな感じの狭い山頂部は丸木で囲まれている。
展望出来る場所は無い。
日本二百名山に選考された理由は何処にあるのだろうと
考えてみたが今日は分からなかった。
多分、秩父側から見上げる堂々とした姿が良いのだろうと想像してみた。
一度秩父側から見てみたい。 |
将監峠↓へ戻ると雲間に青空が見えてきた。
この辺りの道標には山梨、埼玉の県境にも拘わらず、東京都水道部と書かれていた。
多摩川源流を東京の大きな水源として重要視している事が覗える。
誰もいなくなったテント場でテントを撤収して自転車で40分間、林道を下った。
丹波山村の道の駅に併設の温泉で汗を流し、新東名に乗り深夜に帰阪した。
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