大石山から望む風格ある杁差岳
 2014年09月28日  新潟県胎内市奥胎内ヒュッテから 日帰りピストン
 メ ン バ ー  単独
行    程   奥胎内登山口5:35~姫子の峰6:15~6:50滝見場(英三ノ峰)6:55~水場分岐~西の峰~8:20大石山8:32~鉾立峰9:00
~9:30杁差岳9:50~10:50大石山11:00~11:40水場分岐11:50~12:20滝見場(英三ノ峰)12:40~奥胎内登山口13:40 
    
 全行程   8時間05分(休憩含)  
 上り累積標高差   約1670m 
山    名  日本二百名山杁差岳(1636.4m) 、鉾立峰(1573m)、大石山(1562m)
天    候  快晴


此処の登山口へは奥胎内ヒュッテから先はゲートがあって一般車が入れない。
ゲートからは1300円の乗合タクシーが運行していて、始発の便に乗ることが出来た。

杁差岳(えぶりさしだけ、本当は木へんに八と書く)は事前情報によると木の根っ子が多い急登でアップダウンがある山という印象だ。







登山口
姫子の峰
乗合タクシーで降りたその前が登山口だった。(下山時に撮った登山口の写真)

噂通りの急登から始まる。木の根を掴んだりして姫子の峰まで登って来ると傾斜は少し優しくなったが、狭い尾根だ。

ナイフリッジの岩場などの多いヤセ尾根が終わると滝見場と云う所。左前方の谷に滝が見える。谷の源頭には杁差の山頂か?
そう思ったのは間違いで杁差岳の手前の鉾立峰だった。

10mほど上には英三の峰の道標がある広場だ。ここで休んでいると単独の方が軽快に通り過ぎて行った。


  ヤセ尾根の岩場

 

  奥に見えてきた鉾立峰
 

小さいアップダウンもあり、水場分岐までは意外に標高が上がらない


水場分岐を過ぎると大石山までは再び急登が続く
ほんのりと色付きかけたブナの林


随分近付いた鉾立峰。(大石山の手前の西ノ峰から左前方に)


右には飯豊の縦走路。真ん中の高まりが地神山


大石山はもうすぐだ。日影になっていた斜面にも陽射しが注ぎだすと、色鮮やかに見えてきた。
この大石山へ登り切り縦走路の分岐で休憩。


大石山分岐からの杁差岳
  杁差岳の手前に鉾立峰が近付く
  
鉾立峰へ
近づけば近づく程、色鮮やかに見えてきた


紅葉の道で鉾立峰を越えた。
ハッキリ見えてきた杁差岳と避難小屋。あとはこれを登りきるだけだ。




山頂が近くなると草紅葉
 
こんな風格のある山にも、何故か山名板は無し
 
    小さい祠と三角点が有る山頂。
快晴の元で360度の展望。

山頂を越えた裏側(北側)の絶景

 

南へ繋がる飯豊の縦走路
真ん中奥、遥か雲の下に飯豊本山も見えている


先日登った二王子岳も大きく横たわって見える


通って来た道を振返る


     
     下りは慌てずに、紅葉や花など楽しみながら
14時の乗合タクシーの時刻に合わせて下ればよいのだ。




陽が高くなると西側斜面も鮮やかさが増してきた。


贅沢にも紅葉のトンネルです


久しぶりに訪れた秋晴れに
初めての飯豊の秋を心行くまで満喫できたし、これ以上の事はないでしょう。



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