梯子とクサリ場
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5時40分、ムジナ平登山口から出発。
草むらを通り過ぎると急登になり、凡そ1時間程で梯子と鎖場に差し掛かる。
そこからも急登は続いた。
上を見上げると尖ったピークが見えるが山頂ではない様だ。
そして右手を見ると深く削られた尾根が見えている。
あれが山頂へと繋がっているはず。
ならば山頂はマダマダ遠いのだろう。
東に苗場山、南側には裏岩菅山の山並みがみえる。
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平らな苗場山
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烏帽子岳と裏岩菅山
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尖っていたピークに着くとまだ上に続くピークが見える。辺りの紅葉は陽に当たって鮮やかだ。
ドンドン登り、ピークの白クラの頭に着く。
ようやく山頂の姿が目に入ったが、その手前には恐そうな岩峰が立ちはだかる。
白クラの頭からは一旦下る。100m近く下ったのかもしれない。
痩せ尾根を登り返すと、あの岩峰の上に立った。カミソリの歯と言われるナイフリッジもこの辺りだった。
ちょうど戸隠山の蟻の戸渡りの小規模判のような所だった、慎重に通過する。
屋敷山ルート分岐まで着くと、もうすぐその先が山頂だった。
狭い山頂からの展望は今一つ良くないが急登を登り切った達成感あり。
鳥甲山は深く切れ落ちた断崖の山、ここが秋山郷の谷川岳と云われる所以なのだろう。
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鳥甲山頂でOさんとの記念写真。
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カミソリの刃付近を振返った |
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下山時、横から見るナイフリッジ、カミソリの刃
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屋敷山ルートは、登るときに見えていた断崖の尾根。そこを下ってゆく。
笹の中を苗場山を前に見ながらの見晴らしの良いルート。
真下には秋山郷の集落が見えてその高度感は凄い。
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雪崩防御のコンクリート柵の横、急坂を下って屋敷山登山口に降り着いた。
忙しい中を同行頂いたOさん、疲れも忘れて楽しく登ることができました。有難うございます。
秘湯「のよさの里.牧之の宿」で汗を流し、横からの鳥甲山も展望した。
2日後に白砂山から眺めた鳥甲山もカッコ良かった
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