2014年11月07日 |
三重県大台町宮川ダム第三発電所登山口から堂倉滝 日帰りピストン |
メ ン バ ー |
単独 |
行 程 |
第一乗船場駐車場5:50~第三発電所登山口6:00~千尋滝7:30~ニコニコ滝8:25~桃の木小屋9:15~七つ釜滝9:45
~崩壊地10:15~光滝10:35~11:10堂倉滝 往路=5時間20分
堂倉滝11:25~崩壊地12:07~七つ釜滝12:40~桃の木小屋13:00~千尋滝14:35~第一乗船場駐車場駐車場16:00
帰路=4時間35分 全行程(休憩含) 10時間10分 |
山 名 |
. |
天 候 |
晴れ |
前日、宮川ダム第三発電所の500m手前にある第一乗船場の駐車場についたのは午後4時ごろだった。
他に車はなく、静かな四阿で食材を拡げビールで寛ぐ。
10時間の車中泊から起きたのが朝5時、外はまだ暗い。
身支度を終えて外に出て見ると昨夜まで無かった車が一台止まっていた。そして
まだ明けない暗い道を第三発電所まで来ると身支度をしている車が4台。どの車の方も出発してはいないようだ。
谷間につきGPS軌跡はとび跳ねたりしている所が有り、あまり正確ではありません。
登山口、今日の出発も先頭か。
ヘッデンを着けているとは言え、足元は岩場が多く慎重になる。
頭に衝撃が・・・・『オオー』
ヘルを被っていなかったら痛いだけでは済まなかったかもしれない。気を付けなければ。
一つ目の吊橋を渡る頃には明るくなっていた。
色が付いた木の葉も見えるものの、標高の低いこの辺りは、紅葉にはまだ早いようだ。
只、意外に常緑樹が多い事も色付きが悪い様にも見える。
幾つ目になるのか、日浦杉吊橋を渡り、暫くして見えてきたのは千尋滝だ。
まるで天から落ちてくる様にみえる。
怪しい岩の淵をヘツる様に道はついている。
千尋滝
足元が不安定なので当然鎖を頼りに登って行く。
登って行くと言っても殆ど標高は稼いでいない。アップダウンを繰り返しているだけなのだ。
ここの淵は、猪ヶ淵とよばれている。澄みきった水は吸い込まれそうな濃いグリーンだ。
次に現れたのは水量が多くて高さも有るニコニコ滝。
私のカメラは大して広角が効かないので画面に収まらない程だ。
迫力満点だ、名漠百選にも匹敵する程、見栄えがする滝だ。
次々に現れてくる迫力の岩壁に圧倒されている。
高い吊橋の横に現れた大迫力の壁が現れたのは平等グラだった。
桃ノ木小屋は渓谷のホンの僅かな隙間を埋め尽くすように幾重にも建てられている。
帰路に寄る積りで通り過ぎる。
次は七ツ釜滝だ、名漠百選に名を連ねているだけあって美しい滝壺を持った何段も重なる滝。
名の通りの七つの滝壺全部は見えない。
その滝の上の方まで岩壁を伝って登ってゆく。久しぶりに少し高度を稼いだ感じがする。
先に進むと危なっかしい岩壁を鎖に頼って通り抜けると大崩落の跡だ。
大岩をくぐり抜けて通行出来るように整備されていた。
川原に降り、砂州になっている所で一休みした。
岩を伝って回り込み光滝が目に入る。以前見た時より水量が多い為か、幅広く感じる。
飛沫が大きく跳ねる暴れ滝だ。
崩落跡
光滝
今日は大杉谷の堂倉滝までピストンが目標。
大して落差は無いものの水量の多いこの滝は迫力がある。
何と言っても滝壺が深くて大きい。
堂倉滝
隠滝を越え、堂倉滝の吊橋まで約9.8km、5時間を超えた。一応は目標の時間内では有ったが、長い帰路のことを思うと気が重い。
慌てずに落ち着いて下ろう。往路と同じく、カメラは欠かせない程見応えのある景観には飽きない。
桃ノ木小屋へ戻り、不足気味になった水分に、ペットボトルを一本買った。
14時ごろだった。登山口12時に到着したバスの客がドンドン登って来て、40人位の人とすれ違った。
全員が桃ノ木小屋に泊まるのだろう。
下りとは言えアップダウンが続き登りと変わらぬ程疲れたが、ほぼ予定通り、日暮れ前の16時、出発地へ帰着した.
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