昨日に続き好天が期待できるので近くの日本三百名山鉢盛山へ。
もともとこの山へは登山口までの長い林道が有り、東側、西側のどの登山口へも役所の通行許可とゲートの鍵を預かって
車で入る事になる山なので、思い付きだけでは登れない山である。
実は昨年登る計画はしていたのだが、両方の林道共に崩壊し、復旧できてなく断念したのだった。
現在復旧しているかどうかは判らないが、今は冬季閉鎖中。
ところが積雪期は登山道の無い野麦峠スキー場から小鉢盛山経由で登れるらしく、雪道にしては幾分距離はあるものの絶好の機会とみた。
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稜線まで歩いて登ればよいのだが、そこからの長い雪道を日帰りピストンするには厳しすぎるかもしれない。
スキーリフトを利用してみよう。但しリフトの始発は午前9時。遅すぎるが仕方ない。
二つのリフトを乗り継いで稜線ピークまで運んでもらった。(1500円)
帰路は下のリフトだけしか使えないシステムだ。リフトの最終は16時とのことだった。
リフト終点で降りたのが9時15分。標高は2120m。
既にアルプスのパノラマが広がって見えている。始めからスノーシューで出発。


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昨日の鎌ヶ峰の姿が良く見える。奥の方には白山連峰も。

比較的新しいトレースがありルートファインディングに時間を掛ける必要も無く順調だ。

広い尾根を緩やかに登って行く。
今朝も放射冷却で昨日同様マイナス7度だったが、この時間は一気に上昇している。
でもここではスノーシューの音はカシャカシャと快適だ。
比較的東側が開けていて八ヶ岳や南アルプス方面が目に入る。
小鉢盛山への長い登りの途中、山頂でテント泊した二人連れが下ってこられた。
そうだ、あのトレースはこの方達の昨日のものだったのだ。
あまり標高差は無いが小さいアップダウンも有り、小鉢盛山まで結構長く感じた。

小鉢盛山を下り最低鞍部から鉢盛山へ登る途中で振り返ると、小鉢盛山の向こうに御嶽の姿。
帰路、この小鉢盛山への登り返しを思うと気が重い。

予定の時間より少し早く着いた反射板のある鉢盛山山頂

広い山頂にはテントを設営した雪ブロックが残っている。
ここは何と云う世界だ!!!
信州の山々が手に取るように見えている。遠くても山の形が殆ど見て取れる。
北から回れば笠ヶ岳、穂高、槍ヶ岳、大天井、遠くに鹿島槍、白馬だ。
次には焼山、火打、妙高。その間に高妻山が重なって見えている。
志賀高原の右手前に大きな四阿山。昨年登った湯の丸山から篭の塔山、浅間山。
八ヶ岳連峰から少し右によると南アルプスだ。甲斐駒と北岳の間に富士山も見える。
塩見、荒川、赤石、聖、上河内、光と続き、遥か遠くには尖った池口岳まで望めた。
そして中央アルプスから御嶽。
ぐるっと一周回る360度のパノラマだ。こんなの1人で見ていいのだろうか。
贅沢過ぎて、次に登る山が見劣りしそうで怖い。

中央アルプスの左奥に南アルプスが並ぶ(クリック拡大で山名が見れます)

八ヶ岳

雪に埋もれていたのか、山名板は判らず。
多分この辺りが一番高いので山頂だろう。

帰路の急斜面で活躍したヒップソリ(^0^)
復路はツボ足とヒップソリ。
最終リフトの時刻16時ぴったりに間に合ったのも、下降地点からヤブを下り、
最後は上のゲレンデをヒップソリで一気に下降できたのが大きかった。
急ぎ足で厳しかったが天候・展望良し、時間もピッタリで大満足の鉢盛山。
期待を大きく上回る山だった。
今回は全てが好条件だった事が幸いしたが、積雪の度合い、視界や天候が良くないと広い尾根は紛らわしい所もあり
このコースの日帰りはかなり厳しいと思える。テント泊が良いのかもしれない。
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