鳩待峠の様子
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ここから山の鼻へ向かう
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気温は高く、雪道でも夏の暑さだ
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この橋を渡れば山の鼻は近い
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山の鼻
4~5張りのテントが見えた。此処から至仏山はよく見える |
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橋を渡るといよいよ尾瀬ヶ原を歩く
向かう方向に燧ヶ岳の姿、でも小さく見える
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振り返るとドカンと至仏山。その姿は正に日本百名山にふさわしい風格がある
前にも日本百名山の燧ヶ岳が迫ってくる
連日の暑さで急速に雪解けが進み、木道が水浸しになったところも現れた。
幸いなことに自分はスパッツを着けていたので僅かに濡れた程度ですんだが、バランスを崩し腰まで浸かった女性もいた。
此処から見える日本百名山はもう一つ、燧ヶ岳の左裾に小さく白く光る会津駒ケ岳も
大勢の人が歩いている雪道はボコボコして、とても歩きにくい。
そうしている内に、明日登る日本三百名山の景鶴山も見えてきた。山頂直下の岩壁だけは肌を出しているが殆ど雪を被っている。
半そででも汗をかくほど暑かった。今夜の宿、竜宮小屋へ着くと真っ先にビールで喉を潤した。
風呂あり、シャワートイレありの尾瀬の小屋は快適だ。
単独者2人の相部屋もゆったりしていて申し分なし。
二階の部屋の窓からは至仏山に陽が沈んでいった。望んでいた情景そのまんまではないか。
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2日目 5/1日 登山日
朝食は弁当にしてもらい、いち早く5時前に出発した。
朝靄の静寂の中、この幻想的な雪原を歩きたかった。
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燧ヶ岳のシルエット |
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至仏山も微かに浮かんで見える
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雪原の中の足跡を頼りに歩く。
時々見失うが広い雪原は何処を歩けど問題ははい。
GPSを片手にヨッピ橋を目指した。
冬の間は板を外してあるので鉄骨むき出しとなっているヨッピ橋は滑りそうで気色が悪い。ゆっくり時間を掛けて渡った。 |
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ダイヤモンド燧
この辺りで朝食弁当を広げた
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尾瀬を見下ろす
日光白根山が遠くに見えてきた
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もうすぐ与作岳山頂
右手に至仏山、真ん中奥には武尊山も見える
与作岳
与作岳山頂からは目指す景鶴山が尖って見えている。 左は至仏山
北方向には平ヶ岳と右奥には奥只見の荒沢岳も
近付くほど並んで見える
直下まで来た
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急斜面を上ると山頂付近の岩場。
横にへばり付いた雪屁を歩く |
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ヤセ尾根にも雪のナイフエッジ
左は断崖になっているので緊張した。
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気色悪い所を通過し、狭くも展望の良い山頂に到着。
日本百名山が幾つ見えるだろう。
至仏山、武尊山、平ヶ岳、日光白根山、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳は判った。
確認できないが皇海山や赤城山も見える範囲にある筈だ。
一片でも雲が欲しいくらいの快晴だ。
ショートカットで沢を下る積りだったがどの沢も所々雪が切れているのが見えた。
雪崩注意報も出ている。
危険は避けたいので往路を引き返すことにした。
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