粟ヶ岳は標高こそ1300m足らずの山。
登山口の標高は200mにも満たないのでたっぷり1100mも登ることになる。
朝から晴れの予報だったが、雲が覆っていた。
西から雲が切れて来るようにも見えるが山の上は厚い雲だ。
登山口はこの貯水池を渡る。
|
|
貯水池は今、花と鮮やかな緑に囲まれている
|
分岐のベンチ
|
|
分岐からは平野部が望める
|
GPSデータが壊れたので、これは大凡の手書きです
大きなブナが多い
花も迎えてくれた
ヒュッテの手前は急坂で、梯子が5,6箇所ある。
|
標高が1000mを過ぎたころ、ガスの中にヒュッテが見えた
天気が良く成るまでヒュッテでコーヒータイムとし、寛ぐ。
外に物音がして、だれか1人山頂へ向かって行ったようだ。
雲が切れる気配も無いので自分も山頂へ向かう。
ぬかるんだ道脇の水溜りに一ヶ所だけ水芭蕉が咲いていた。
|
|
|
|
|
|
山頂は風が強く、風裏で休もうと移動すると、そこに1人の青年Nさんがいた。
ヒュッテで休んでいる時通り過ぎて行った方だ。
暫く話していたが天気の回復はなく、記念写真を撮る気分にもなれない。
鐘だけ鳴らして下る。
振返ると空が一瞬明るく成り、山頂方面が見えた。
何とか雲が切れてきて尾根の先にヒュッテも見えた。あの向こうには新潟平野と日本海。
陽射しが欲しいが、残雪の斜面は美しい
微かに見えた、右の奥に守門岳
再びヒュッテに戻りNさんと歓談して下山へ。
ピンク、薄ピンク、白、三色のイワカガミも見る事ができた。
コブシ
守門岳
越後の初日、雨に降られた訳ではないので良しとしよう。
低山ではあるが険しい尾根もあり、冬季の登山は困難だろう。
翌日の御神楽岳から見た粟ヶ岳(真ん中)
|