ブナの道
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ココは最初の急登に無理をして疲れ無い様にしなければと、
自分に言い聞かせながら出来るだけユックリと登る。
P831が何処かは分かりにくかったが、少し楽になって来たので多分通過したのだと感じた
緩斜面になるも、今度は両側からヤブがせり出して足元が見え難くなる。
こんな感じは第2ピーク辺りまで続いたような気がする。
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第一ピークからは時々展望出来る
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第二ピークで休憩
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案内地図には「展望はあまり良くない」と表示してあるものの左手遠方には栗駒山が見えたりして結構展望出来る。
気温はグングン上昇しているのか、直射日光がマトモで暑さが厳しい。
登って来た道を思い返してみると、このコースは兎に角、前に前に真っ直ぐに向かっていた様に感じる。
普通の登山道はジグザグに道を切って有るのが普通の登山道。ここでは違った。緩斜面でも勘違いして調子に乗り易いのだ。
前神室山が近づき、その左手に小さく神室山山頂らしき姿をみる。
まだまだ遠く感じる。(実は、山頂ではなくて手前のピークだった)
もうすぐ前神室山
前神室山山頂に着き、初めて神室山山頂の姿が現れた。右肩には小屋が見える。
ここからはまたアップダウンが続く。
神室山まで続く尾根から前神室山を振返る
神室山山頂着。
長いとは予想していたものの、ルンルンの稜線歩きが出来るのだと。ところが予想とは裏腹にアップダウンが多く格別長く感じた道のりだった。
前神室山からはこの山頂を眺めながら歩いた。標高は然程でもないが、高山の雰囲気を持った立派な姿の山だと思った。
振り返って前神室山を眺める。神室山と引けを取らぬ立派な姿だ。
遠く船形山の姿、微かに雪形が残る蔵王も見えていた。
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暑い山頂を避けて40m下の小屋にはいる。
まだ比較的新しい小屋は特に立派な造りだった。
窓を開け風を通すと気持ち良い。
エネルギー補給をし、30分の昼寝タイムとした。
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山頂付近の花 |
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分岐から沢コースへ下る。
ニッコウキスゲの湿原を横切り、沢への急降下。
沢の手前に岩の間から流れ出る美味しい水に喉を潤す。美味すぎだったので500ccも飲んでしまった。
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水場を過ぎて沢の手前に不動明王 |
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沢を渡ると涼しげな滝が見える
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大きなブナを囲い込む小さなブナ
沢沿いの道は小さくアップダウンを繰り返して二つ目の吊り橋を渡ると歩き易くなり林道へ繋がった。
兎に角、登りごたえのある立派な山だった。暑い1日だったけど明日は何処も雨模様、ユックリ休養日としよう。
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