秋雨前線の影響があちこちに出た。台風にも刺激されているらしい。
新潟か長野方面遠征を断念せざるを得なくなり、地元でも幾らか天気がよさそうな大峰山脈へ出かけた。
夏場には何度か避暑のつもりでテント泊したことがある釈迦ヶ岳の直下、水場のある千丈平へ。
登山口に着いたのが昼過ぎだった。濃いガスが立ち込めているが、雨は降っていない。
下ってくる3組の登山者とすれ違った。
久しぶりに歩くこの稜線は行者還付近の稜線と並び大好きな場所だ。
音もなく刻々と流れるような霧に包まれた幽玄の森も格別な趣がある。
時間を忘れてどっぷり浸かってみよう。
千丈平
ゆっくりテントを設営し、水場を見に行く。
水はタップリ出ていた(2リットルのペットボトルが20秒で満タン)
周りでは5~6頭の鹿が草を啄ばんでいる。
避暑どころか肌寒いくらい。
晴れるかと思えば晴れず、降るかと思えど降らず。そんな天気が続いた。
美味いはずのビールがイマイチ、焼酎のお湯割がちょうど良い。
夜、何度か起きて外に出てみる。、星が輝いていた時も有れば、視界のないくらいのガスに包まれいる時もあった。
ここの標高は1670m、上高地よりも高い。
夜中は長袖シャツに薄手のダウンの中間着を着て、夏用の薄いダウンシュラフに潜り込んでちょうど良いくらいだった。

水場


朝、ご来光を楽しみに気持ちだけは山頂へ向かうも、濃い霧が切れず寝床で我慢する。
兎に角山頂を踏もう。8時半、濃い霧の中、釈迦ヶ岳山頂へむかう。
三重県から初めて来たという方と一緒になり暫く山頂で晴れるのを待つ。
時折青い空が見えるときがあったものの展望は効かず。
釈迦像の台座の元に小さな仏像も

何か新しいような気がする一等三角点の標柱

静かで幻想的な古田の森付近

19回目の釈迦ヶ岳は、雨に遭わなかったが晴れもなかった。
偶にはこうしてゆっくり過ごすのも良いものだ。
久しぶりに浸かった「夢乃湯」も良かった。
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