動ける範囲で少しでも天気の良い地域はないものだろうか。
何処も似たり寄ったりで晴は期待できない。
紅葉散策でも良いかなと比較的標高の高い160km離れた十勝岳温泉へ車を走らせた。
昼食を済ませて散策へ。平地では青空も少し見える。
南にすぐ富良野岳が迫っている。
少し色付き始めた斜面辺りまで行ければ良いだろう。
恐い安政火口を左に見て大きくカーブし、部分的に紅葉が始まった所まで来た。
安政火口
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岩の多い道
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富良野盆地が見下ろせる。視界は良いが十勝岳山頂はまだガスの中だった。
標高1500mまで登ったところが上富良野岳と富良野岳への分岐。
ここの標準CTはかなり甘い目の様だ。
上富良野岳までなら登れる時間が有りそうだ。登ってみよう。
紅葉の向こうに富良野岳
登ってきた道を振り返り、富良野の町を見下ろす
ハイマツの中は木の階段で登るには有難かった。樹木はなくなり、岩陵の左は火口壁、見降ろすと怖かった。
岩の間を登って上富良野岳山頂。
4年前に登った時の十勝岳は強烈な風雨だった。
雲が流れ、ベールを脱いだ十勝岳の勇姿が現れた。
待っていたその姿は正に日本百名山に相応しい姿だ。
上富良野岳山頂と その向こうには十勝岳
富良野岳↓
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やはり素晴らしい姿だ、貫禄の十勝岳
ニペソツ方面が見える
安政火口と十勝岳
生憎トムラウシ山は見えない、ただその右手奥にニペソツ山が見えていたのは嬉しかった。
実は北海道ではニペソツ山は再び登りたい山の筆頭。
ただ今回の遠征では日程的に無理だろう。
下山へ。
まさか今日、上富良野岳へ登れるなど思ってもみなかったし、十勝岳を目の当たりに見る事が出来るなんて大きな収穫。
半日だったけど満足度は100%の日となった。
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