博士山山頂部のブナ
 2016年05月21日  福島県柳津町博士沢・道海泣き尾根登山口から博士山へ  大谷滝尾根で下山
 メ ン バ ー  単独
行    程  道海泣き尾根登山口5:10~稜線分岐6:12~6:55博士山7:15~稜線分岐7:50~大谷滝尾根登山口8:47
 ~道海泣き尾根登山口9:02
   計  3時間52分(休憩含)   6.7km  上り累積標高差 約830m
 
山    名  一等三角点百名山 博士山(1481.9m)
天    候  


昭和村の道の駅『からむし織の里しょうわ』で車中泊した。今日は登山禁止となった荒海山の代わりに登る博士山。
道の駅からR401を東へ走り、県道32号を柳津町へ向けて北上した。
博士山登山口の標識がある集落を戻るように舗装された細い道を博士川沿いに登ってゆく。
道海泣き尾根登山口の手前に駐車スペースがあった。その奥には簡易トイレのある広い駐車場が見えた。



詳細図はこちらへ


道海泣き尾根登山口


沢沿いに歩くとミズナラやブナの大木が目立つ。
そして取り付き点


かなりの急登だ。ハシゴあり、長いロープあり。木の根を掴んで400m昇った。
桧や松の大木の根が張っていた。
     
鋭く切れ落ちた深い谷には雪渓が残っているのが見える。
ここからは見えないが、あそこまで行けば博士山山頂は近い筈だ。

 
 稜線の分岐
  大きな檜
 
 稜線まで昇れば道は緩やかになり、ヒノキやキタゴヨウマツの大木が多くなった。
木の根の間に咲いていたイワカガミ。

  急坂を上るときに見えていた痩せた稜線から下を見下ろす。
数百メートルもある恐ろしく深い谷だ。

痩せ尾根には至る所にトラロープが張ってある。
 
 山頂が近付くと花も多くな。
タムシバ

  カエデの花
 

 オオカメノキ
 
ヒメイチゲ
 

 淡いブナの葉
   周囲数メートルのヒノキも多い。
空洞になった幹の中には、人が2人も入れる巨木も。


 
ムラサキヤシオ


シャクナゲ
  勿論ブナも大きかった。

 

大きなブナに囲まれていた山頂付近




晴れていたが、空気が霞んでいた。写真には写らない程だったが会津駒ヶ岳だけは真っ白い雪を被っていたのがとても印象的だった。
朝早く周回した事で、誰にも出逢う事は無かった。
自分の車だけだった筈の駐車場。下山したときには5台の車が停まっていた。

意外にもこの博士山、一等三角点百名山の名の下に登山者が増えていると聞いた。

下山後の温泉 会津高原温泉『夢の湯』



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