東北道を北へ向かって走っていると日光の山が過ぎ、高原山、大佐飛山(おおさびやま)、那須岳と大きな山の塊が見える。
その高原山とは山塊の総称であり、最高峰の釈迦ヶ岳と鶏頂山(けいちょうざん)が代表格で日本三百名山に選ばれている。
何度か日光から北へ会津西街道(R121)を車で走ったことがあるが、鋭く尖った形の山頂と、そこから流れるようなスロープを持った美しい山が気になっていた。
一度は登ってみたいと思っていた、それが鶏頂山だった。だから今回は楽しみだ。
加えて高原山はツツジの宝庫。特にレンゲツツジが有名でシロヤシオやミツバツツジも多いとの情報。
登るのは日曜日だ、登山口近くは散策コースが広がっていてこの時期、特に日曜日は込み合うので前夜から登山口の駐車場で車中泊とした。

下山後に見た道路脇に並ぶ駐車の列。周辺はレンゲツツジが見ごろだった。

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駐車場で目を覚ます
4時38分 東の空がオレンジに染まってきた。今日も良い天気になりそうだ。

登山口
林間コースで出発
林間コース 朝の5時、もう青空と新緑でわくわくする。
林の中はレンゲツツジやシロヤシオも多い

林間コースと見晴らしコースは展望の良い八海山神社で合流した。帰路は見晴らしで下山しよう。
八海山神社を過ぎ剣ヶ峰方向へ進む。

途中で見えてきた釈迦ヶ岳

釈迦ヶ岳までは明るい稜線の道を小さくアップダウンしながら進む。

山頂で迎えてくれたのは、お釈迦様の坐像

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見晴らしが良い山頂だ

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奥に見える鶏頂山。

南東に関東平野を見下ろす。写真には移り難かったが筑波山が見えた。

鶏頂山へ向かう。
鞍部から眺めた鶏頂山と、左下には鬼怒川温泉街も見えていた。

鶏頂山山頂にある社

帰路、再び鶏頂山を。
やはりこの山は、あの鬼怒温泉川辺りから眺めるのが一番美しいのかも知れない。

小さな祠の八海山神社へ戻り、見晴らしコースを下った。

大間々台の駐車場へ戻ると溢れんばかりの人。駐車できない車が列をなして待っていた。
レンゲツツジはまだまだ咲き始め、これからが本番となるのだろう。

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ムラサキヤシオも多い
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レンゲツツジ
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下山後の温泉 『矢板温泉 まことの湯』
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