石鎚山 東稜と天狗岳
 2016年07月29日  愛媛県久万高原町石鎚スカイライン土小屋から石鎚山天狗岳東稜から二ノ森へピストン(一部周回)
 メ ン バ ー  単独
行    程  土小屋・国民宿舎の登山口5:25~東稜基部分岐6:19~南尖峰7:42~天狗岳7:50~弥山8:06~9:34二ノ森9:48
 ~二の鎖11:25~東稜基部分岐11:50~土小屋・国民宿舎登山口12:30
    計 7時間05分(休憩を含む)   14km  上り累積標高差 約800m
   
山    名  石鎚山(1982m)二ノ森(1929.6m)
天    候  晴のち曇り


二ノ森




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昨晩泊まった「国民宿舎石鎚」
この奥から登山道に入る。入り口にキレンゲショウマの大きな蕾があった。下山時に開いていたら良いが・・・・



昨日同様、今朝も瓶ヶ森シルエットと、右手に昇ってくる太陽


流石にここは日本百名山、整備されて遊歩道のような広くて歩きやすい道。


石鎚の山頂、左奥には二ノ森が見えてくる。今日も朝は天気が良いが午後には夕立が有りそうな天気だ。


雲海の下は松山市だろうか?


昨日登った岩黒山(左)と筒上山(右)


二ノ森へは笹ヤブも多そうなので、今日も雨具を着けて出発している。

天狗の東稜は通らない積もりでいた、もともと四国に来るまで知らなかったのだから。

東稜の分岐にやってきて初めて自分の気持がはっきりした。
初めから雨具を着けていたのは、笹薮の東稜を登るその準備をしていたのかもしれない。

東稜分岐点
左の藪の中に踏み跡がある
 
酷い藪の急登が続く
どれが南尖峰か天狗岳かは判らなかったがそれらしきピークが見える。
 

大岩の間をすり抜けるように登るようだ。
岩を登るわけではないので技術は要らないようだが、滑り落ちない様にシッカリ笹を掴みながら登る。



私には矢筈岩とか大砲岩とか、どれがどれだか判らない



少し落ち着けそうなビューポイントで。(標高1885m)
絶景は隣の尾根



もう少し登ると南尖峰と思えるピークが近くに見えてきた。もう標高差で100mも無いが、凄い迫力だ。


岩場の通過も増えてきたけど、ここまでは何とか来れた。
南尖峰が間近となって5mほどの岩登りがある。さて何処から登ろうか?
右側に、割れ目に沿って登れそうなところがあり何とか登れた。
唯一ここだけが気を使う岩の登りが有ったものの、五月蝿い笹薮の急登でずぶ濡れになったのが嫌だった。


 
南尖峰から10分足らずで天狗岳へ
既に多くの登山者が展望を楽しみ休んでいた。
その中の1人に御願いしての記念ショット。
 
  賑わう天狗岳とその向こうに弥山の小屋

天狗岳から見る東稜のピーク南尖峰
あの裏側から登って来たと思うと、今怖くなってきた。


 これから行く二ノ森には既に雲が掛かっている


二ノ森へは気持ちよい笹の水平道。、雲が湧き最高のロケーション。
 この時間はまだまだ朝露たっぷり



二ノ森が近づく


小さいアップダウンを超えて二ノ森山頂。意外に狭くてお粗末な山名標。
ここにも秋を感じる赤とんぼが飛ぶ。


花を見ながら、帰路はゆっくりペース
 シコクフウロ
  タカネオトギリ
 
 シモツケソウ
  ミソガワソウ
 
花の種類はもっとあったけどピンボケもあり、代表選手だけにした。

二ノ森側から見る石鎚山。
やはり西日本一は標高だけではない、展望も良く、何処から見ても鋭くて格好がよい

全てが西日本ナンバーワンの山だと感じた。


国民宿舎へ帰着すると、3輪ほど開いていたキレンゲショウマ(固有種)
この時を待ち構えていた蜂達が蜜を吸っていた。




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