桧塚奥峰
 2016年10月12日~13日  奈良県東吉野村・大又林道から明神平経由桧塚奥峰と周辺
 メ ン バ ー  単独、2日目はgodanさん合流
行    程  大又林道・登山口駐車場10:00~11:00明神滝11:14~12:00明神平12:25~桧塚奥峰(テント泊)13:40
 桧塚奥峰9:40~10:30ヒキウス平周辺10:55~前山11:50~12:00明神平12:28~登山口駐車場13:35
    行程 計 7時間35分(休憩含)  15.6km  上り累積標高 約850m
山    名  桧塚奥峰(1420m)
天    候  両日共に薄曇り


今年の秋も桧塚奥峰の紅葉を、と云ってもいつもよりまだ10日は早い。どちらかと言えば紅葉の偵察を兼ねて新調したテントのテスト泊だ。



今日は泊まり、登りだけなので余裕がある。ゆっくり楽しみながら登れる。
駐車場から歩き、登山口で届けを出した。



毎年のように少しづつ崩れた登山道は変化している。
明神滝までやってきた。
ここの草の色は緑、まだ色着く気配は感じられない。



水場で2.5Lを汲む。

そして明神平へ。風がある、汗を掻いた身体は直ぐに冷えてきた。
二人連れの方が東屋で食事をしていたが、私はあしび山荘の軒下を風除けに食事をとった。
山友のおむころさんが1週間前に報告していた明神平の色着き具合と比べてどうだろうか?
少しは色が着いてきたように感じるが・・・・・・そんな程度だと思える。
天気予報では今日は曇り、明日は晴れとなっていた。
その曇り予報の今日だが、多少青空が見えるとうれしい。


例年は余り見かけないこの赤い実が付いた木がヤタラ多い。
 
明神岳に差し掛かると右手のキノコの向こうに大台ヶ原が見えて来た。
 

桧塚奥峰山頂


ヒキウス平とその向こうにアカクラ山から池小屋山、ずっと向こうに大台ヶ原の山並み。



先ずはテントを張り、持ち上げたビール2本で寛ぐが、空は雲。
何とか大峰に沈む夕陽が見たいものだ。
続いて焼酎をやり、早い夕食を済ませると眠たくなりテントに入る。
夕陽は期待できそうも無かったので、そのまま眠りについてしまったみたいだ。

2時間ばかり寝た後、19時ごろ目が覚める。星は見えなかった。



良く寝た12時間。朝の最低気温は6度C、意外に高い気温だったし、無風の夜だったのでテント内はとても快適だった。
夜中に起きたときは、名古屋や伊勢の街明かりが輝いて見えた。

薄い雲が覆っていて太陽の姿は全く見えないものの、結構遠くまで見通しが利く。
遠くに山の稜線が見える。稜線を端から端まで目で追ってみた。
富士山こそ見えなかったが南アルプスから中央アルプス、御嶽、乗鞍。その左奥には山名は確定できる程ではなかったが北アルプスが連なっていた。
近くの稜線は三峰山から修験業山、栗の木岳


拡大します↓



曽爾の山と一番奥の稜線は鈴鹿山脈


朝からGさんがやって来るまではのんびり過ごす。
テントからは大峰山脈を一望。



 

手前は桧塚  伊勢市と伊勢湾、伊良子岬も見えていた。


超特急でやって来たGさんの到着後、熱いコーヒーのあとは沢へ下り水の状況を見てヒキウス平へ。
Gさんはヒキウス平は初めだったので、とても喜んでもらった。
ヒキウス平からみる桧塚奥峰。幸いにも台風で落ちた葉は少ないようで此れからが楽しみだ。

シロヤシオの葉が真っ赤に成る頃、紅葉最盛期を迎えるのだろう。



少しだけ色着いたブナ


前山から


前山から明神平を見下ろした


明神平まで戻ると、テントを張っていた「きのこ採り名人」と暫くの間談笑し、下山へ。
テントのテストは終わったが、折角の秋だ、もう暫く紅葉登山は続けなければ・・・・・



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