茶屋池側から望む鍋倉山
 2018年05月11日  長野県市飯山市温井の通行止めゲートから鍋倉山、黒倉山、茶屋池へ周回 
 メ ン バ ー  単独
行    程  ゲート7:18~尾根08:24~08:50鍋倉山9:25~黒倉山9:42~茶屋池10:30~ゲート11:18
 
 計 7.5km 4時間00分(休憩含)   上りの累積標高 約440m
山    名  鍋倉山(1288.8m)、黒倉山(1242m)
天    候  快晴


鍋倉山と言えばBCやスノーシューで登る雪山のイメージもあるが、私には何といっても残雪と新緑のブナだった。

冬季閉鎖の道はゲートに阻まれる。加えて昨年の豪雨災害で新潟県側へは通り抜け出来ない。
丁度そのゲートの近くから登るルートがある。が道標がある訳ではない。GPSのお陰でどの辺りからルート取りをすれば良いのか等高線で検討はついていた。






通行止めのゲートにはロープが張られていた。


沢の横の藪を漕いで雪を頼りに歩き始める。
 
時々先行者の踏み跡らしきものがある。今日の私は初のチエーンアイゼンだ。
 


 

厳しい雪の斜面になるが途中まで先行の跡を追う。

嫌な斜面のトラバースになった。
滑ったら止まれないだろう。
ここは早く尾根に上がった方が賢明だ。





ここまで気持ちの余裕も無かった、周りを見渡せばブナ一色ではないか。
残雪も少なくなっているが新緑とのコントラストが素晴らしい。
     
  
余りの美しさに興奮気味だったので気が付かなかったが、
目の前に先行者Nさんの姿があった。

ブナの根開けの写真を目当てに来たと言われていた。

今年は雪解けが早いので根開けの写真には遅すぎる感じだ、深さは1mも無い。




山頂直下


前後しながら山頂へ到着。


山頂は広い


山頂は雪に覆われている。
まだ雪を頂いた妙高、火打、志賀高原の左に鳥甲山の鋭鋒もみえていた。素晴らしい眺望だ。
眼を凝らすと谷川連峰から巻機山、越後三山まで見えた。



私は登って来た急斜面のルートを下るのは嫌なので、大きく周り黒倉山経由の茶屋池へ下ると言うと、Nさんも同行しますと言い、
下山まで一緒に歩く事になった。



黒倉山へ向けて下って行く


何しろこの山は全てがブナ林の様である。他に大きな木を見ない。


下ってきた鍋倉山






黒倉山からは殆ど平坦な道
 
茶屋池の横を下るときスキーを担いだ4人が登ってきた。
 

まだ殆どが凍っていた茶屋池


茶屋池で合流した林道を下り、出発地点へ戻った。
矢張り想像していたとおり、残雪とブナの新緑は素晴らしかったし、青空に映えて最高の山だった。

温泉は麓から近い戸狩温泉「暁の湯」(550円)


  


TOPへ  山へ残した足跡(日付別)  山へ残した足跡(山域別)   大峰へ残した足跡  台高へ残した足跡 
日本300高山                  日本100名山
  日本200名山  日本300名山