No,1488 念願の花の時期の坊ガツルでテント泊(久住高原)


2023年05月27~29日  大曲登山口から坊ガツルキャンプ場 三俣山、大船山
 メ ン バ ー  単独
行    程  5/27 大曲登山口11:30~12:25すがもり越避難小屋12:30~13:00三俣山西峰13:05~本峰13:25~Ⅳ峰13:35~
     ~14:15すがもり越避難小屋14:20~15:00法華院温泉山荘13:25~坊がつるキャンプ場15:33  計 4時間 (休憩込)

 5/28 坊がつるキャンプ場7:00~8:15段原分岐8:20:~8:35大船山8:40~段原分岐8:55~北大船山9:15~
     ~10:00大戸越10:10~坊がつるキャンプ場11:00    計 4時間 (休憩込)

 5/29 坊がつるキャンプ場6:30~7:40すがもり越避難小屋7:50~大曲登山口8:30    計 2時間 (休憩込)
     阿蘇 烏帽子岳中腹1200mまで 草千里駐車場から 往復1時間
山    名  三俣山本峰 (1744.3m)、大船山(1786.4m)
天    候  快晴


初めて久住山に行った時から気持ち良さそうな広い草原が気になっていた。その坊ガツルでテント泊したらどんなに気持ち良いだろうと思っていた。
それはミヤマキリシマの花が咲く季節が一番。早すぎてもダメ、遅くなれば梅雨に入るのでタイミングは難しい。
でも今年は身体が動く最後のチャンスになりそう。当初、天気予報では雨マークが付いていたが1週間前には晴れマークが付き決行準備。





【2023年5月27日】

熊本へ直行バスで入り、現地に住んでいる息子の車を借りて九重町へ向かった。
途中、阿蘇を通過する。外輪山から眺める雄大な阿蘇。未だ登っていない根子岳のギザギザがうらめしく見えた。
真ん中、高岳方面 左が根古岳 右奥が烏帽子岳



緑のやまなみハイウェイは気持ち良く走れる。
凄い台数の牧ノ戸峠駐車場を過ぎれば今回の登山口にした大曲は直ぐだった。駐車場は満車だったので道脇に停めて出発。

大曲登山口



雲は多いが青空も見える、新緑の灌木が気持ち良い。三俣山が見えてきてテンションが上がる。


ミヤマキリシマが点々とピンクの彩りを見せてくれる。


 
  ガレガレの道を登り切ると石積みされたスガモリ避難小屋。
大きいザックをここにデポして三俣山へ。
  急斜面にミヤマキリシマは沢山有るけど殆ど花を付けていない。
シャクトリムシ?が時々登山道で動いている。

三俣山
西峰
 

登って行っても同じ感じだ。ガスが出て視界が悪くなってきた。
西峰から最高地点、その横のⅣピークにも登ってみた。
この山のミヤマキリシマは全滅に近かった。

向こうは本峰 (西峰から)

 
スガモリ避難小屋から法華院温泉へ下る。
ガレガレを下れば広い砂地を歩く


 

山の斜面には点々と咲いているピンクのミヤマキリシマと鮮やかに光る薄緑色の低木のコントラストが綺麗だ。


見えてきた坊ガツル


法華院温泉へ。ミヤマキリシマの咲く岩場を横に坊ガツルを見下ろす。そこにはテントの花が咲いていた。
温泉の売店で先ずは350円ビール。ここの自販機には各種銘柄のビールが並んいる。選び放題で意外に安価、エビスでも400円。
  
 温泉へ下る途中
 
見えてきた法華院温泉山荘
 

山荘前や中には人がいっぱい。売店前には客が並ぶ列が出来ていた。

キャンプ場までは10分あまり




テント場は凄い賑わいだ。トイレあり、水道ありで無料、全て草地で超快適。
温泉に入った(500円)あと、食事時はそばに張っていたソロの青年2人と仲間になり楽しく過ごした。




【2023年5月28日】

このキャンプ場でのんびり過ごすのが今回の目的。曇りがちでは有るけど多少陽射しがある天気。
ゆっくりのスタートで取り敢えずは大船山へ向かう。灌木の道を登る

  
 稜線到着するとその向こうに大船山が見える、一休みだ。
此処からは大した急坂もない道

道脇には花が多かった

  マイズルソウ

 イワカガミはピンクと白が有った
  ツボスミレ?
 

 キジムシロ
 
ハルリンドウ
 

大船山からの眺望が楽しみだったけど濃いガスに包まれてきて風も出てきた。
寒くなり霧雨となったので山頂滞在は5分。慌てて分岐まで下り、北大船山へ霧雨は直ぐになくなった。

北大船山の花は比較的良い感じ



平治岳の麓、大戸越(うとんごし)へ下り大休憩。沢山の人が休憩して賑わっていた。
何といってもミヤマキリシマと云えば平治岳だけど、殆ど花のない今年の平治岳。

登る気力もなくテント場へ戻りのんびりと午後を過ごした。今日は日曜日、テントは減り5分の1程になっていた。


【2023年5月29日】

朝は多少陽が射していたけど天気は下降するので早めに下山だ。
見上げると大船山が綺麗に見えていた。


 
後ろは三俣山


ほぼ雨にも逢わず2時間で大曲登山口へ下山。(8時半)



時間がたっぷりあるので竹田市にある白水ノ滝を見学しに行った。途中で見えていた傾山




阿蘇の烏帽子岳へも、ヤマキリシマはどうなんだろうと草千里を歩いて中腹まで登ってみた。
半分終わった感じだったけど虫も付いてなくて十分花を楽しめた。




熊本市へ戻り、高速深夜バスの時間まで息子と食事をした後、バスへ乗り込む頃に雨が降り出し梅雨入りとなった。
グッドなタイミングでの坊ガツルテント泊
は十分満喫した3日間だった。。
  

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