No,1512 阿智セブンから南アルプス展望(中央ア)

2024年03月11日  長野県飯田市①山本から高鳥屋山、②下伊那郡阿智村・智里から網掛山を時計回り周回
 メ ン バ ー  単独
行    程  ①高鳥屋山 山本登山口7:55~9:20高鳥屋山頂9:50~山本登山口10:45    計2時間50分(休憩含む) 4.8km   
 ②網掛山   中平・諏訪社奥の登山口11:45~12:28網掛峠12:35~13:07網掛山13:20~
  ~13:34展望所13:50~登山口14:35                         計2時間50分(休憩含む) 5.0km  
山    名  高鳥屋山 (1398m)網掛山(1133m)
天    候  快晴


春の高気圧は直ぐに逃げるので忙しい。さて何処の山が良いのだろう。天気は1日しか持たないので遠方は厳しそうだった。
比較的行きやすい南信辺りが良いかも。そう言えば昨年登ったからの南アルプスの素晴らしい眺望を思い出した。
蛇峠山は阿智村で設定された阿智セブンサミットの1座。残りの2座が高鳥屋山、網掛山。
南アルプスを横から眺めるには格好のポジションになりそう。歩く行程も短いので2座ともに登る積りだ。



阿智村セブンサミットとは



前日夕方の5時前に出発した。名阪国道で亀山へ。高速は亀山から豊田市付近のインターを降りて国道153号で平谷村の道の駅「信州平谷」へ。
着いたのは午後10時頃、此処で車中泊とした。


午前は高鳥屋山(たかどやさん)



山間部の朝の気温はマイナス6度。先ずは北上して高鳥屋山へ。
登山口は民家を外れて林道を少し走ると右手に有った。コレはウッカリ通り過ぎてしまうかもしれない場所。駐車スペースは狭くて2台分だけ。

樹林の中の登山道は歩き易い。雪は少なく、陽射がある所は地面が出ている。
1時間程で7/10の道標。多分、山頂迄の標高差約500mを10等分してあるのだろうか、350m登って来た事に成る、分かり易い。
樹林ばかりでどこまでも展望ないな、と思っていたらスッコーンと視界が広がり、青空と小屋だ。
南アルプス南部が見えるがこちらから見る南アルプス西斜面はこの時刻ではまだ日陰となっていていた。
何となくシルエットで山が判る程度。それにしても

登山口

  30分あまりで梅ヶ平

 
 約1時間 🅹陽当り良し
  陽当り悪し
 

山頂小屋


小屋前から



 
 

昨年登った蛇峠山



登山口から車で下ってゆくと民家の横から仙丈ケ岳と白根三山
つい車を停めて撮った、陽が高くなっているので西斜面も綺麗に見えてきた




午後は網掛山

南へ移動して


右廻りの駐車地は一台のみ可能

  先ずは網掛峠へ、獣除けフェンスを通る

 

峠には朽ちかけた休憩所もあった
  網掛峠からは中途半端な雪道、チェーンアイゼンを付けた
峠から約30分で山頂
 

山頂で休んでいるところへ地元の登山者がやってきて、周回予定の展望所から南アルプスが良く見えるとの話を聞いてワクワク
その展望所は、ここもまた朽ちかけた櫓の台だった。ちょうどこの下は中央高速道路の網掛トンネルが通っている所になる。

見え難いが鋸岳、仙丈ヶ岳から始まり、光岳、池口岳まで広がる素晴らしい眺望。来た甲斐ありだ。


仙丈ヶ岳と白峰三山


この山の下を通る中央道と、向こうに荒川、赤石、聖の3000m峰






この山岳展望はパーフェクトだ、一日だけだったけれど満足しない訳はない。南アルプスの山は深南部を含めて95座登っている。
今日見えていた山にもそれぞれに深い思い出が詰まっていて、今は懐かしく厚いものを感じた。



周回コースを下り、午前中に登った高鳥屋山を仰ぎ見る


網掛峠は1300年以上も前に大和政権が作った東北まで1000kmにも及ぶ官道?上にあったようです



気分上々で道の駅「信州平谷」へ戻り、併設の「ひまわりの湯」で汗を流した


YouTube動画は  ↓クリック



 TOPへ  山へ残した足跡(日付別)  山へ残した足跡(山域別)   大峰へ残した足跡  台高へ残した足跡 
日本300高山                  日本100名山
  日本200名山  日本300名山