山で迎える朝は最高に気持ちがよい。今年もテント泊に耐えられるだろうか、年々軽量化を試みている。
夏用シュラフは20年間使っているが、思い切って軽量シュラフを新調した。
この先、何度使えるかを考えれば無駄かもしれない。でもいいんだ。そこでテストを兼ねて出かける事に。
腰痛でも無理なく試すには手始めに行者還避難小屋だ、短時間でも行ける。
奥駈道はシロヤシオやシャクヤクの咲き始める季節でピッタリだ。
当日の上北山村の最高気温26度、最低気温10度。稜線は地元との標高差1000m
計算上は最高が20度、朝の最低が4度程度だったことになる。
結果、夜間は全く風もなく静か、寒さもなく新調したシュラフで問題なく寝ることが出来た。
テントとは多少の違いは有るかもしれないが、広い避難小屋は自分だけだったので大きな気温差はない筈。
この夏も短時間で登れるなら山で朝を迎えることができる感じ。
この程度の標高差や所要時間ということで腰痛にも耐えることが出来た。
そうだった、20時ごろ外に出てみたら真上に北斗七星が輝いていた。
夕陽はダメだったけれど、朝オレンジに染まる雲の間に真っ赤な太陽が何とも言えず美しかった。
何故か写真には赤く写らないみたいです
もう一度テントかツエルト泊で試して耐えられる山を検討してみよう。
朝はどこの温泉も閉まっている。
ならばと急いで帰り、ドジャースの試合中継。一回の大谷のホームランにも間に合って良かった。


新緑の奥駈稜線

行者還避難小屋

弥山


|