No,292  南奥駈道は静寂の森

太古の辻〜玉置山登山口(大峰山脈)

山行アルバムは上の画像をクリックしてください



《 2001年5月4〜6日、テント2泊 》

《 メンバー    2名=郭公、DOPPO 》         
   順不同敬称略

《 釈迦ヶ岳旭登山口〜深仙の宿〜太古の辻〜〜南奥駈道〜〜玉置山登山口 

修験道の山、大峰山脈



北は吉野から南の熊野本宮までは、あまりに遠く 、連続した休みの取りにくい私にとっては、
一度の山行で全行程の縦走など、とても無理な事でありました。

その中でもとくに、交通便が悪く、エスケープルートの少ない
南奥駈道は単独で行くには入山下山に時間を費やし、
パートナーなくしては、到底成し得ない山行と、今まで諦めて いましたところ、テント泊には特に経験豊富な格好のパートナー として
「郭公さん」に賛同して頂き、この度南奥駈山行を、かなえる事が出来ました。

南奥駈は、一般登山者が多い中北部奥駈道と違って、人も少なく、静かな山道 
太古の辻からは石楠花、行仙岳からミツバツツジ、
地蔵岳からアカヤシオ、南へ向かうに連れて、奥駈道の花も変化をしていくのでありました

地図に載っているような、ヤブこぎも無く、明るく整備された登山道は「新宮やまびこ会」様のご好意により、
手入れは本当に良く出来ていました。

北部の山の様に標高は高くありませんが、変化に富んだ岩とクサリの山、
地蔵岳をはじめ、
名だたる多くのピークを、踏む事が出来て満足しています

 

朝6時の待ち合わせ場所、御所市室交差点のコンビニで足りない食料などの買出しを済ませ、
R24号を南に五条市からR169号を南へ。
 まず下山口の十津川村滝から国道425に入り
上葛川の玉置山登山口へ車を一台デポする・・・。
 そのつもりが、途中で三叉路を右へ入らなければならないのに、そのままどんどんR425を進んで、行仙トンネルまで行ってしまいました。
往復で約一時間のロスがありましたが、何とか上葛川の玉置山登山口へ辿り着きました。

ここから一台の車で十津川旭口へバックし、
釈迦ヶ岳旭登山口へむかいます。
いつものことながら、石ころの多い長い道を通り、旭口から約30分で登山口へ。
登山準備が終えて、出発する時刻は、なんと12時前です。
朝、家を出てから6時間以上も経過していました。


道中の報告は⇒
こちら(郭公さんよろしく)


下山後は言うまでも無く、「夢の湯」で汗を流して山旅を振り返っていました。


みなさんも「静寂の森、南奥駈道」を歩いてみては、如何でしょうか。

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