No,294  鈴鹿セブンマウンテン

第二回 竜ヶ岳(1099.6m)


《 2001年5月19〜20日、テント泊 》

《 メンバー    3名=THORU、郭公、DOPPO 》
《 19日のみ参加 2名=旅人、梓   テント泊のみ、およびサポート=RIN 》   順不同敬称略

《 青川〜治田峠〜銚子岳(1019m)〜静ヶ岳(1088m)〜竜ヶ岳(1099m)〜重ね岩〜石槫峠(テント泊)〜三池岳〜八風峠〜田光川P 》

5月19日 晴れ
今回は郭公さんが参加、RINさんはサポートをしてくれるという事になった。
集合場所に着いた時、THORUさんに梓さんから連絡が入る。今から西名阪道に入り、こちらに向うらしい。
今日梓さん達が来るという事は、その時はじめて知ったのです

前回の新町青川の登山口までRINさんの車で送ってもらう。
RINさんの激励を受けて、沢を渡って出発。
前回より水量が少なくて、濡れなくても渡れる。いやなヤマヒルにもヤラれずに皆順調に岩のトンネルまで来れた。
トンネルを出たところで最後の沢に出る。
岩跳びでTHORUさんの行く先に、ヘビが見つかるや、足先を変えて大慌てで左へ逃げ渡ったが・・・・・、続く郭公さん、ヘビは大の苦手ときている。
刺激しないように慎重に足を運び、何とか渡り終えて大きなため息。(ヘビに睨まれたカエルのようでした)
横で見ていた僕は、思わず笑ってしまうのでした。

ここで一休みなのだが、僕は飲み水をコンビニで買い忘れたのに気付き、仕方なくこの沢の水を飲み水に、タンクに汲んだ。
さあ一服と、タバコを・・・・その時トンネルの中から「お〜い、お〜い」と黄色い声がして、旅人さんと、梓さんが急いで追いついて来たのだ。

ここからは、にぎやかな梓さんの合流ですが、流石の梓さんも、急登には声も出ず、黙々と先頭を歩いています。
途中休憩をはさみ、やがて治田峠へ到着。

やっと今回のコースのスタートです。
若葉の尾根道を南へ向かう。銚子岳が近くずくにつれ足元にはピンクのイワカガミがいっぱい。
広〜いジュータンの様に何処までも拡がっている。鈴鹿通の梓さんも、こんなの初めてなのか、ハシャギ回っている。
私もこんなのは今まで見た事がない。
イワカガミは静ヶ岳まで続いていた。静が岳の分岐で食事、ここでも梓さんから良く冷えた桃の缶詰めを戴き、心地よく喉を通っていく。
静ヶ岳からシロヤシオとササで覆われた竜ヶ岳の展望を楽しんだ後、
旅人さん、梓さんと別れて竜ヶ岳へ向かった
   
  

  竜ヶ岳山頂                                    シロヤシオと重ね岩

緩やかな曲線を描く竜ヶ岳の山頂は、所々に咲くシロヤシオが色を添えて、美しい姿が目に眩しく映っていた。

山頂からの景色は鈴鹿の山を一望出来る、素晴らしい眺めだ。あまりの気持ち良さで寝っ転がってみた。
青い空にはヒコーキ雲がふた筋。

ここからシロヤシオの花道を一気にくだり、重ね岩で一休みして、RINさんが車で駆けつける今日のテント場、石榑峠へ到着。

RINさんは着くなり、「はい、ビールど〜ぞ」。
生きた心地とは、この事だろう。続けて「お代わり〜」出来るのである。
テントも張らずシートを広げて、もう宴会気分。地酒一升瓶に、ビール飲み放題、酒の肴もグッド。
正に天国気分の中で薄暗くなってしまいました。担いで歩いたテントも使わず、RINさん持参の4人用テントで熟睡したのであります。

5月20日 晴れ
気持ちよい朝を迎えて、御飯に味噌汁で済ませ、サポートをしてくれたRINさんの車に重い荷物は預けて、軽々登山の始まりです。
相変わらずの花に囲まれての尾根歩き、幾つものピークも、シャクナゲや、サラサドウダンベニドウダンなど、
しんどいどころか、楽しみばかり知らぬ間に三池岳に。

三池岳分岐で、犬を連れたヤブコギの専門家(?)の老人と、暫く山岳展望を楽しみ(本当はヤブコギの楽しさを聞かされる)、
八風峠から田光川のデポした車のところへ下山しました。

伊勢のよし庵さん=三池岳では、僅かの違いで出会えませんでした。本当に残念です。次回は是非会いましょうね!

     
      三池岳からの下り                                   八風峠にて
   

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