No,310 高見山北尾根

 
スライドショー

2002年2月10日 日帰り
メンバー 単独   
行程 奈良県御杖村桃俣の高角神社(9:15)〜天狗山(10:15)〜高見山(11:35)〜下平野(13:30)
天候 山は一日中小雪

一般ルートの高見山は樹氷シーズンを迎え、年々登山者も増え、樹氷バスも10台、20台と連なるようになっている。
今回は込み合っている表のコースを避け裏から登ることにした。

榛原駅発「曽爾役場前行」7時45分の始発バスに乗る。乗客は自分ただ一人、退屈しのぎに運転手さんの横に座り世間話、地元の話など一時間ばかりの会話を楽しみながら情報交換をしているうちに乗り継ぎの停留所に近くなってきた。さてここで降りても30分余り乗り継ぎの村営バスを待たなければならない。
「タクシーもありまっせ〜なんならそこまで」と運転手さんに教えられタクシーを利用することにした。山の案内書で調べた限りでは載ってなかった情報だった。バスを降りても登山口まで舗装道路の距離が結構長そうなのが気になっていたところだったので好運である。

眠気マナコで出てきたタクシーの運転手さんの案内で、桃俣川沿いに高角神社がある登山口に着く。よく考えてみるとここから登るつもりではなかったのだ。もうひとつの登山口、西杉川沿いの予定だった。それは次回の楽しみに取っておく事として、かなりの短縮ルートとなった。

  

高角神社登山口出発。(9時15分)
暗い植林の中を急登。30分ばかりで左が開けた展望の良い尾根にでる。三峰山への縦走ルートらしき山並みが霞んで見えている。この辺からは鹿除けフェンス沿いになだらかな尾根道を進み、急な坂に差し掛かる。これを登り切ったところが天狗山だった。
朝から降り続いている粉雪は一向に止まない。休むと寒い、一旦鞍部まで下り、そこで休憩する。
何と静かな山なのだろうか。表コースは人、人、人なのであろうがここは誰もいない別世界、最高の気分だ。

積雪も多くなってくると樹氷の素晴らしさも一段と冴えてきた。僅かなトレースの跡も昨夜からの雪で見えなくなり、新雪に沈む自分の足跡も深くなってきた、山頂も近くなったのだろうが雪雲で全く見えない。

  

左の大きなガレの上にでた、天気がよければ展望もよさそうだが・・・・。
小さなピークをひとつ超え急坂を登って高見山頂に到着(11時35分)。

  

なんと人の多いことか。避難小屋どころか外にも休憩を出来る場所も無いくらいだ。



さて、杉谷から登っている筈のMさん達を片っ端から探してみるが見当たらない。取りあえず座れる場所も無く、強風で落ちてくるエビノシッポは頭や頬を容赦なく攻撃している。どこかで出会えるかもしれない、探しながら下ることにする。
平野分岐まで来たが見当たらなかった。ここで昼食を取る。兎に角人が多く、登ってくる人、下ってゆく人で渋滞していた。下平野下山(13時30分)。
ごった返すたかすみ温泉は入湯制限をしていたが、最終バス時刻ギリギリで湯に浸かる事ができ、慌てて出てきたところでMさんの顔を発見。
実は、入湯待ちの時間に円さんとのメールのやり取りにてMさん達の行動情報はキャッチ出来ていたのだが、あまり遅いので心配していた。
前週に引き続き榛原駅前にてまた反省会(?)をやってしまいました(^0^)。

別ルートの円の亡者さんの報告         

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