No,312 明神平から国見山
前夜のOFF会にて急遽同行することにした明神平。 何とか予定時刻に起床する事が出来た。朝の窓には快晴の空が拡がっている。良い山行が出来そうだ。 東吉野村でタンタンさんとトミさんが乗っている車が来るのを待つ。合流した。僕の車をやはた温泉の駐車場に置きタンタンさんの車一台に乗り込み大又林道を走る。この時期にはいつもある路上の雪は無くスイスイと進むが、少しづつ凍結場所が増えてくる。遂に車輪がスリップしだした。タンタンさんは危険を感じてバックするも、ハンドルは思うように切れない。ゆっくり、ゆっくりとバックして何とか安全な駐車場所まで戻れて一安心。 (10時35分) 登山口までは、さほど距離も無いのでここから歩くことにする。2月でこれほど積雪の少ないのもあまり記憶がない。少しばかり歩きアイゼンを付ける。崩壊している旧あしび山荘やその周りは依然として痛々しい姿のままである。明神滝にさしかかる、滝の水は少なく周囲はエメラルド色の厚い大きな氷に覆われて美しい姿を見せてくれている。 歩いている内に額にはいっぱいの汗がにじんできた。 明神平のあずまやには長イスが二つあり恰好の昼食場所である。(12時25分〜13時55分) ビールで乾杯。思いがけない高温の為かビールがとても美味い。タンタンさん、トミさんが約束通り美味しい食事を作ってくれている。 豪勢な食事にワインまでも頂き感謝感激。 食後は持参した子供用ソリで遊ぶ。二人とも童心にかえりとても喜んでいる。 残り時間のことを考え薊岳を諦めて国見山へ出発。 水無山への急登は水分をたっぷり含んだ 重い雪で足にこたえる。高温続きで樹氷の無い稜線でも結構深い雪が残っていて、タンタンさんのストック もスッポリ埋まってしまうほどである。国見山頂には他に誰もいない(14時45分〜15時)。 青い空も少し雲が掛かってきては いたが薊岳、金剛、葛城、大峰方面もよく見えた。ここから見える高見山は近畿のマッターホルンの名 とは程遠い姿だ。 水無山まで戻り、ここからは、交代でソリを楽しみながら登山口(16時50分)まで下って行き、 いつもの事ながらやはた温泉でゆっくり汗を流しました。 |