No,316 大峰展望を求めて高塚山(1363.5m)

 
高塚山

2002年3月16日 日帰り
メンバー 単独   
行程 奈良県上北山村 西原ー泉谷林道終点〜1194mピーク〜高塚山 往復
天候 曇り

タイム
泉谷林道終点出発(9:00)〜南の尾根(10:00)〜1194mピーク(10:40)〜高塚山(11:20−11:45)〜林道着(13:40)


朝7時前、家を出発コンビニで食料を調達し、国道165号から葛城山麓線、309号、169号と繋ぎ上北山村の中学校前で西に向かって小谷林道を進む。
大峰展望の山を求めて、
大栂山から高塚山へ予定した。しかし林道が突然遮断されている。崩壊している現場は復旧工事の最中だった。大栂山を諦め、西原集落から高塚山へのルートに変更する。国道を僅か西原に戻り泉谷林道を進む。林道の終点は車5〜6台のスペースがある。


林道終点

この奥に向かって登山道らしきものが見えたので歩いてみる。沢に向かって降りてゆく。でもテープなど何処にも見当たらない、道はスグ消えていて、人の入った形跡もない。元に戻り上を見上げると踏み跡のような感じに思えるルートがあった。しかしこれもスグに消えてしまう。登山道を諦め,とにかくこの上の尾根まで登れば何とかなる。杉の植林の斜面を滑りながら上に向かってゆくと、材木を運ぶ小さいモノレールが見つかる。さてこのレールに沿って登ろうかな・・・・暫くは並行して登るがレールの斜面は厳しすぎて諦める。とにかくジグザグに登り、間引き伐採した杉の木をして放置してある尾根にでると、山道のような雰囲気のルートがあり、ようやく歩きやすくなった。思い出したようにテープもある。此処までくれば見通しが利き易いはず。天気予報では晴れ、なのにドンヨリして太陽も見えない、でも近くの山は木の間から見えている。右手に
高塚山の山頂らしき姿が見えてくると辺りも少しずつ明るくなる頃、1194mのピークに到達した。
何か春の動きを感じる雰囲気がする。鳥のサエズリも勢い良く飛び交っている。正面に所々の白い斜面の山が見えるではないか!なるほど〜、確かにあの姿は
釈迦ヶ岳だ。右にある筈の八経ヶ岳はまだ見えない。


釈迦ヶ岳

ピークから右に向かって伸びる尾根に進路をとる。緩やかな勾配の明るい尾根道だ。ブナやヒメシャラ,トガの木が混在している。左手にはず〜っと
釈迦ヶ岳や仏生ヶ岳が木の間から見えている。気持ちよく歩くこと40分ほどで高塚と標識のある頂についた。今まで見えていなかった八経ヶ岳や北には大普賢岳も木の間越しに見える。

   
大普賢岳                                              左=八経ヶ岳 右=弥山

高い樹木がなければ360度の
大峰や大台ヶ原の展望台になることだろう。昼食をとりながら展望を楽しむが、依然として太陽は顔を出してくれず。
来た道を引き返す。目印を慎重に引き返したつもりが駐車した場所より500mも下の林道に出てしまった。
ガラガラに空いている
上北山温泉でゆっくり汗を流し、ツルツルの顔になる。
佐又へ寄り道をし、晴れてきた空の大普賢岳大台が原の展望を楽しむ。
結構ゆっくり出来た一日で満足でした。


和佐又より大台方面を

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