No,366 仙千代ヶ峰
(台高中部)

雪を冠った大台ヶ原方面を

 2003年3月23日(日)  日帰り
 メ ン バ ー  郭公さん、DOPPO  2名
行    程  宮川貯水池、倉元橋登山口〜尾根分岐〜P1090m〜仙千代ヶ峰  ピストン
天    候  晴、(前夜の新雪約10cm)
山    名  仙千代ヶ峰(1099.7m)

                                                        
高見トンネルを越えると三重県飯高町。そこから南に飯南町を通り過ぎて宮川村へ、長い山道を過ぎると宮川貯水池。このまま進むと大台ヶ原への登山口へ通じている。我々は新大杉橋を渡らずそのままダムの東岸を南へ進む。倉元橋の付近から登る予定ではあったが、話に夢中でうっかり通り過ぎてしまい、引き返してきた。朝5時に大阪を発って約3時間。登山口は橋から50mほど奥に見つかった。





8:10
いきなり林の中の急登がはじまり、ゆっくりと歩き出す。このまま尾根まで続くのかとも思ったが。200m位登ると次第に緩やかに成った。新調したカカトの低い夏靴は軽くて快調である。休まず歩いた。気温が上がり汗が滲む。こんなに暑いのに郭公さんはセーターを着て黙々と前を歩いていた。
尾根に出ると前がパーっと開け苗木を植林された東斜面は下まで見える。右手には雪の斜面の上にピークが見えている、山頂はその奥にあることが覗えた。
ここが久豆から登る登山道との合流地点のようだった。


雪の付いた右手のピークへは結構急坂であった。
高度計は標高1090mを指している。


ここは兎に角展望が良い。南東方向には英虞湾であろうか?海が見えた。北東方向に迷岳から池木屋山までずらっと台高の山が並んで見え、気温も高くなって心地よい気持だ。

 

ほぼ水平に辿った所に山頂があるのだろう。何処から見ても、広いダイナミックな山頂が印象的だった仙千代ヶ峰に初めて立った。



実は広くはなく、細長い稜線上に山頂があると言った方が良いのだろう。
鹿のフェンスが山頂横まであるのは、何とはなく、落ち着きが悪い。

初めて登った甲斐有り、途中のピークや山頂からは生憎南側の展望はなかったものの、周囲の山々はよく見えた。
台高山脈は迷岳、明神方面から池木屋山、白髭岳、大台ヶ原までの展望には充分満足出来た良い1日でした。



六十尋滝
下山後

宮川ダムの向かい側へ渡るとウグイ谷高の岩壁から大きく広がるように落ち込む滝がある。
六十尋も幅があることからこの名が付いているようです。

コースタイム
登山口 8:10〜尾根分岐(9:23〜9:33)〜一段上のP1090m(10:05〜10:15)〜山頂(10:25〜10:30)
〜一段上のP 11:00〜尾根分岐(11:25〜11:35)〜登山口 12:15


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