No,391 天和山から栃尾山
大峰展望でぐるっと一周

⑬栃尾山からP1287と奥に見える天和山

 2003年12月30日  日帰り 
 メ ン バ ー  単独 
行    程  天川和田 発電所~分岐~川瀬峠~天和山~P1287~栃尾山~栃尾辻への分岐
 ~坪ノ内谷~林道~天川温泉~天川和田 発電所 
山    名  天和山(1285m)栃尾山(1257m)
天    候  曇のち晴

      
昨日、大和葛城山へ登った。
風が強く東の空には大峰の山々が白く光っていた。出来るだけ近くまで行って今年の見納めが出来ればと・・・・・
朝まだ暗い空を見上げる。星も見える、天気も良くなりそうな気配!
手早く身支度をして車を走らせる。
奈良盆地に入る、ここは朝霧に覆われていた。
天川村は一段と濃い霧である。村全体が霧の中に沈んでいた。
発電所の橋の近くへ駐車する。他に登山者らしき車はなかった。
こんな年の瀬に登る人はあまりいないのかも知れない。我が家でも餅つきをするとか言っていたような・・・・・・


発電所への橋を渡るとまた右手の小橋を渡り、急登が始まる。
歩き始めは殆ど雪が融けていた。最後の鉄塔を過ぎる頃は雪も増えてきた。
危なっかしい斜面でもロープが張られていてまずまず安全だった。

山歩きを再開して1年あまり過ぎた冬、8年前にここを通った時滑って雪に埋もれたことを思い出す。
そのときの手がどうしようもなく冷たかった。
その後でオーバー手袋を買ったように思う。
その最初に登ったときに見た大峰の素晴らしい景色が今も目に焼きついているのですから困ったもの。
凝りもせず今年もやってきたという訳ですが、ガスが掛かってはあまり見えません。(稜線の積雪30cm)
でも七面山から神仙平方面は何とかうっすらと見えました。
天和山山頂から、P1287と左奥に栃尾山方面

ここからの下りは北斜面で雪も深くなり、50~60cmくらいでした。
P1287までと、そこを下るまでは結構歩きやすい感じです。
そこから先が思いがけず苦戦でした
鹿のフェンス横は雪深くブッシュあり、急坂でした。
たどり着いた栃尾山から。
歩いてきたP1287とその右奥の天和山

栃尾山の山名板は何処にも無かった。
栃尾辻への分岐にて
意外や意外、ここから坪ノ内への登山道は雪で埋もれていました。道が北斜面を通っている為なのかも知れません。

P1117辺りで谷側へ降りるルートを取りました。
これが間違いでした。
この道は急斜面にまっすぐに下っていて、落ち葉の上に積もった雪は滑りやすくて大変でした。

沢を渡り林道歩きで、温泉まで下ります。
尾根道の登山口へ戻ると恐い看板が出ていました。

年の瀬なのでしょうか?
温泉も休業です。
天川温泉から4.5kmの道のりは随分長く感じました。
和田の発電所へ戻る手前で見えた天和山(左手の山)
<参考タイム>
天川和田 発電所(8:15)~分岐(9:32-9:42)~川瀬峠~天和山(10:25-10:55)~P1287~栃尾山
~栃尾辻への分岐(13:07-13:15)~坪ノ内谷14:04)~林道~天川温泉(14:50)~天川和田 発電所(15:40)


年の瀬ギリギリで、一応念願のコースを歩けて満足しました。

発見1、冬に坪ノ内から登るには雪深く、大変かと思った。
発見2、冬の晴れ間の展望は午後が良い、ガスが上まで昇り詰めるには時間が掛かる。
(栃尾山辺りで木の間からキラキラ光る大樹氷を見た。多分あれは頂仙岳と手前のP1598だと思えたが、写真を撮れる条件では無かったのが誠に残念!)
あの樹氷はぜひ見に行きたい!!!
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