No,406 奥駈道と行者還岳
もう一つの大峰の魅力(大峰北部)

奥駈道

 2004年06月06日  日帰り
 メ ン バ ー  かぎろひ、春風、DOPPO 
行    程  行者還トンネル西口〜奥駈出合〜行者還小屋〜行者還岳 ピストン
山    名  行者還岳(1546.2m)
天    候  曇り



地図4万図


奥駈出合
8名の参加予定は、朝方の雨と天気予報によりキャンセルが相次ぐ。
こんな鬱陶しい天気に出かけるのは普通では無いのかも知れない。
が、しかし、そんな天気でも出かける意気込みを持った二人と共に天川へ向かう。

吉野へ入る。その頃には雨は止んでいたが、大峰の山々はガスに包まれて全く姿を見せず。
やがて黒滝を超えトンネルを出ると天川。
『あれれ・・・』晴れ間が見えているではないか!

雨予報のためか?トンネル西口は車も少なく6〜7台が停まっているだけだった。
山の上のほうは雲に包まれ全く見えず。

奥駈道を歩くには最高の天気、小雨煙る新緑の森が待っている筈。

9:20
一応雨具を付けて沢道から登り始めて、ジグザグにのぼって45分で奥駈出合。


ここからは、大峰の魅力満載のシーンの始まりでした。

シロヤシオは殆ど終わってしまい、名残惜しむように数本だけが残っていた。


足元の石の色が白っぽくなりだすと、お花畑に近づく。
『おお〜〜凄い』
ほぼ満開かもしれないクサタチバナの大群落。
今年はピッタリ当たった。我ながらご満悦です!

小屋には誰も居なかった。お腹が空いていたけど、兎に角山頂を目指す。
南側をトラバースすると、そこに有るはずの水場は何処だったのか判らない。
水は枯れていた。この時期に枯れるとは残念である。
上を見上げると人工物の囲いが見える。上で水を止めているのだろうか?
この奥駈道の貴重な水場はどうなるのだろうか心配だ。

暫く来ないうちに、岩場の登りには一部のハシゴが付け替えられているようにも思えた。この難所を越えると山頂は近い。

12:10 山頂着
山頂にて    山頂から覗く
12:40-13:30 小屋に戻り、昼食。
ゾロゾロとクリーンハイクの人たちがやってきた。
中学生らしき子供達もいっぱい混じっていて賑やかになってきた。

登山道には殆ど見かけなかったゴミだったが、小屋の周りには随分ゴミが散らかっているものである。
クリーンハイクの人たちを尻目に
『ご苦労様です』
の、一言だけで、コソドロのように去って行く自分達でした。何だか悪いことした様な気分です。

下りは近道で急降下で登山口へ。
かぎろひさんも、春風さんもお疲れ様でした。奥駈道日和とでも云えるピッタシの天気でしたね(^0^)