No,408 聖宝谷から弥山
弥山最短ルート(大峰中部)

聖宝谷

 2004年07月04日  日帰り
 メ ン バ ー  タンタンさん、DOPPO 
行    程  聖宝谷〜聖宝の宿跡〜弥山〜八経ヶ岳〜弥山〜奥駈出合〜沢道〜行者還トンネル西口
山    名  弥山(1895m)、八経ヶ岳(1915m)
天    候  曇り

地図2.5万図
無理と思っていた今週の山詣。
朝から天気は上々、身支度をして出かける。
いつものコンビニで食料を調達。
明け方から高い気温と湿気が多い。
水分はいつもより幾分多めの900mlを2本、ザックに入れる。
昨夜のメールを確認。
今のうちに返信しておき、山に入る積りでタンタン氏にメールを入れる。
どうやら朝早くから、山へ出かけたくてウズウズしてたらしい。
追っかけてくるというので、暫く待つことにした。

一台に乗り換えて天川へ。
トンネル西口の手前、聖宝谷と布引谷の出合へ駐車。他に車はなし。
最近、砂防工事の為に少し上までダンプが出入りしているので幾分歩きやすくなっている。
右にカーブするとその奥に砂防ダムが出来つつあった。
その右岸を登る。

この辺りから傾斜はグングン険しくなる。
足場を確保しながら、少しずつ標高を稼ぐ。
それにしても暑い日だ。

標高1200m、振り返ると鉄山が身近に見える。

あの山頂の直ぐ下にある広場も、ここからだと手に取るように良く見える。

兎に角シンドイ、腰を下ろす回数も増えた。
落石多く危険も増すので、30m程度の距離を開けて歩く。
ここは一歩進んで半歩戻るようなザレ場。
時々には石とともに流されることもあった。

最後の谷の分岐も真ん中を登る。
ガレが終わると、30m程度の岩登り。
そしてヤブに突入。ヤブといっても大したものではない。
200〜300m進んだのだろうか?倒木をかわしながら上を見上げると、木の間に明るい空間が見えてくる。
人の気配もする。
登りきったところで10名くらいが休憩していた。
そこは丁度、理源太子像のある聖宝の宿跡だった。

ちょっとは鋸岳のガレ場登りの練習にはなったかな(^0^)

いつもに比べて随分時間が掛かり、登り始めて丁度二時間だった。
見頃になったバイケイソウを眺めながら長い休憩をとった。

とにかく最短コースを登る予定なので、旧道を尾根沿いに上る。
あちこちから人の声が聞こえていたが、旧道は人も殆どいないので助かった。

弥山小屋の周りでは大勢の人が食事をしている。
ここまで実に3時間も掛かってしまった。体力の衰えを感じる。

タンタンさんが小屋でビールを買ってきた。
喉に染み渡る冷たいビールは最高だったが、350mlが600円とはちと高いような・・・・・
食事を済ませて八経へ・・・・・・蓮華の中を歩く。
展望なし。
この後の目的もあったが時間の関係で、というより寧ろ、自分のバテも原因で省略した。
下りでは一般道を通る。
時々には団体さんをカワシテ旧道にも入る。
奥駈出合の手前で見覚えのあるYちゃんに出会う。一緒に沢道をトンネル西口へ下り、ついでに聖宝谷まで車に乗っけてもらった。
そうだった、Yちゃんと話しながらの下山途中にショウキランも咲いていた。

《参考タイム》
林道の聖宝谷取り付き(8:30)〜聖宝の宿跡(10:30−10:45)〜弥山小屋(11:30ー12:00)〜八経ヶ岳(12:20−12:35)弥山小屋(13:00−13:15)〜奥駈出合(14:20−14:30)〜トンネル西口(15:00)