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雪の大又林道はヘリポートのある広場までしか入れず、ここに駐車した。
1台の車が止まっている、足跡を見るかぎりでは単独者のようだ。
登山口を過ぎて車道は随分奥まで伸びている。
車道が途絶えて登山道に入ると雪も深くなってきて、沢を渡るのも慎重になる。
旧あしび山荘を過ぎて暫く右岸を登ると沢の前で先行の単独者が立ち止まっていた。この先が雪で判り難かった様で我々が沢を渡り先導していった。
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此処からはラッセルすることになり、ワカンをつけた。
ピッケルさんとケンタロウは軽アイゼンで後から歩いてくる。
明神滝を過ぎると辺りの樹氷は一段と白さが増してくる。
今シーズン初めての素晴らしい樹氷だ!
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2時間半もかかって明神平へ着く。
この時期にしては思いがけない雪の深さだった。
ケンタロウはソリを引っ張って前山のほうへ登っていった。
今度は滑って降りているようにも見えたが、深すぎて沈んでしまい、上手くゆかない模様だった。
そして諦めて戻ってきた。
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天理大の小屋の片隅に移動して振るえながらラーメンを炊いた。
ピッケルさんのカップの底に残ったビールやラーメンの汁もたちまちに凍ってしまった。
予定していた薊岳も桧塚もラッセルしながらでは時間的に無理がありそうなので下山することにした。 |
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関東に赴任中のピッケルさんとは久しぶりの山行き、そして雪山での山納めとなり、満足の一年でした。
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(参考タイム)
東吉野村・大又林道ヘリポート8:00〜10:30明神平12:00〜東吉野村・大又林道ヘリポート13:30 |
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