先週も雨で山へ行けず、うずうずしていた。今週も週末は雨の予報で半ば諦めていたのだ。
ところが予報は刻々と変わってゆく前日の夜の予報を見る。大峰方面は今夜は晴れ、午前中は曇り、夕方から雨。
これなら早立でやれば何とか上手くゆけるかも！
天女花を目的に、それに久しぶりの双門滝コースを夢見て３時起床の予定をし、１２時就寝。
目が覚めて時計のほうへ目をやる。
あれ、もう針は５時前ではないか！ 失敗である。
双門滝コースをやるには充分に時間的な余裕を持ちたいので、気持ちの上では諦めてしまった。
変更も有りということで兎に角出発。
メールをチェックすると、せきやんからだった。
４時半までに『起きた？』 『今何処？』の二通が入っていた。
連絡をしてみると既に出発して３０分ほど前を走っているらしい。黒滝で待ち合わせを約束して合流した。
話し合いの結果、熊渡から明星ヶ岳経由で行くことになった。
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熊渡の橋を渡ると直ぐに車停めのチェーンが現れる。最近設置されたようだ。
6：25
林道歩きからのスタートとなってしまった。
弥山川入口の白川八丁への分岐を左に見て、すぐに林道終点の登山口。6：50
最近はこの登りルートを頻繁に使うようになった。
ツヅラ折れの道を登っているとメールがはいる。
のんぶーも西口から上ってくるらしい。上で会えれば良いのだが、そういえば囲炉裏のこまくさ隊も登ってくる予定に成っている筈。どこかで会えるのかもしれない、これも楽しみである。
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車止め |
川合からの古道への合流手前 |
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植林帯を抜けブナの自然林が右手に見えるようになると川合からの道への合流も近い。この一、二年で直登合流を避け、北斜面をトラバースして合流するルートにテープが多く付けられていて、殆どの登山者はこれを利用するようになったと思える。
ここからは川合から弥山への古道。
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高崎横手の道標 |
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ブナの森を歩き、頂仙岳を巻いて暫くすると、最近設置されたと思える大きな道標が現れる。（この冬２月に通ったときの道標とは違っていた）8：50
ここから明星へ通じるルートが最近整備されたようだ。
初めてのルートなので楽しみである。
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明星への尾根 |
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ルートはよく整備されて非常に歩き易かった。
日裏山の南斜面を巻くようにルートは取られている。
もうひとつ東のピークは好展望の場所だった。
明星ヶ岳から八経ヶ岳、弥山方面が目前に見える筈なのだが生憎、ガスがかかっていて時々姿を現す程度だった。
ここを下って尾根の北斜面をトラバースぎみに登り返し、奥駈道に合流した。
新しく付け替えられたフェンスの中には天女花がしっかりと保護されて開花の時期を迎えていた。フェンスの中にに入れるドアも見えた。
パラパラと雨が降り出し、雨具を着ける。 |
八経ヶ岳山頂 9：50
小雨、展望なし。
６名程の登山者がいた。
暫くのんぶーの到着を待つも、雨の量も次第に多くなり、弥山との鞍部へ天女花を観に下る。
花には腐りかけたものもあり、咲き方は随分疎らだ。
写真に映える花ビラを探すには苦労するほどだった。
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八経ヶ岳山頂のシラビソの花？ |
| これより弥山川の源流へ下る。10：30 |
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弥山川の源流部 |
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せきやん自慢のフリチン風呂 |
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沢に咲くオオヤマレンゲ。
本日最高の純白の天女花に出会う。
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狼平着。11：45
だれも居なかった。雨も上がっていたので明るくなった小屋の外で昼食とした。
最近の弁当には冷やし麺類が多くなった。コンビニで手軽に手に入るお陰だ。疲れた時の喉越しも叉良い。
狼平出発。12：05
高崎横手まで登り返して元の道を戻る。
熊渡分岐 13：00
この辺りでこまくさ隊と出会えるかも！
との期待も、残念ながら出会う事は無かった。
雨は本降りになり、急ぎ足で下る。 |
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小屋の前で昼の休憩 |
熊渡林道終点登山口 13：43
熊渡の橋着 14：10
大峰も歩き易くなった反面、俗化されつつある。
私的には何の整備もせずに自然のままにしておいて欲しいのですが・・・・・・・・・・・・・・
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（参考タイム）
熊渡の橋スタート6：25〜林道終点登山口6：50〜川合からの古道（熊渡への分岐）へ合流8：00
高崎横手の明星分岐8：50 八経ヶ岳9：50-10：15〜八経・弥山の鞍部のレンゲ自生地10：30
ここからは弥山川の源流を狼平へ沢を下る。 狼平11：45−12：05
高崎横手12：20 熊渡への分岐13：00 林道終点登山口13：43 熊渡の橋14：10
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