2005年8月27日  日帰り
 メ ン バ ー  単独 
行    程  平瀬登山口〜三方崩山 ピストン
山    名  三方崩山(2059m)
天    候  曇り
何処へ行くにもよく失敗をするこの頃である、叉やってしまった。
名神高速から東海北陸道へ繋ぎ、荘川ICで降りた。食料は出来るだけ現地に近いところで買うのが常である。
何処かにコンビニがあるだろうと高をくくっていたのが失敗だった。
夜中だったということもあるのだろうが、R156を北へ進むがどこまで走ってもコンビニなどは無い。
そのうちに登山口のある平瀬温泉へ到着してしまった。
通り過ぎてもう少し北へ走ってもみたが山の中ばかりで店などある気配は無い。
諦めて登山口の平瀬温泉の駐車場へ戻り車で寝た。

朝寝坊してしまい予定時刻をすぎてしまった。唯一持ち合わせていた一食分を朝食にして、早めに下山し食料を調達することで次の手を打つことにした。
ガスコンロに火を着けようとする・・・・・・・あ、そうだライターを持ってないぞ!
周りの民家も起きている様子はなく、ライターを借りることも出来ない。

こうなりゃ一番近い町、と言っても結構遠い富山の砺波市まで食料もライターも買出しに行くしかない。
北へ走る・・・・ダムを超える・・・・白川郷の合掌村が右手に見える。
ドライブに来たんじゃないぞ〜〜独り言を言っていた。
合掌村を超えたところに珍しく信号があり、その前になんとコンビニがあった。
めでたし、めでたし(^0^)(^0^)(^0^)
夜明け前の出発を予定していたのではあったが、そんな事情で登山口を出発したのが7時15分。

朝露に濡れた草の生い茂る登山道は土が見えにくい程だった。
結構急な坂道をジグザグに登ってゆく。
廻りはブナやミズナラ、クヌギの自然林だ。

登山道が左に急カーブする頃から森が変わった(標高1050m)
ブナ一色である。

朝はオレンジ色の蕾だったが?
ブナ100%は標高1050mから1300m位まで続いていた。

ブナは良いが天気はイマイチ。
予報では晴れ、しかし朝からドンヨリした無風状態、不快指数は120%。汗を拭くタオルはビッショリ濡れている。

ブナ100%を過ぎると真っ直ぐに続く急坂となっている。
しかも留まるところなく続いていた。同じくトラロープが付けられている。

標高1700m、9:00
一旦緩みかけた急坂は、又もや展望の良いクサリの付けられた急な登りになる。

展望は良いと思えるだけで、本日の展望は無く、期待した北アルプスも白山も姿現れず。



瘠せ尾根を何度か通過して辿りついた山頂にて
ここが一番危険な箇所だったが、ロープがあるので問題は無い。
終始私と前後しながら歩いた富山、石川のお二人さん。
山頂で頂いたビールと焼きたてのウィンナーソーセージ
美味かったです。

見てまっか?






最後はグッと瘠せ尾根を巻いて左奥ガスの中が山頂→
平瀬を見下ろす→


朝、蕾だったのに下る時には開いていた。
無風状態の中、汗ビッショリ、この急登は何ナノだと思うくらい厳しい三方崩山だった。
国道に比較的近いところからググンと登って2059mまで。距離は短いが標高差は1200m。
こんな山もあるのかと感心するばかり!
アルプス展望が出来て山が色付く頃が一番良いのかも知れない。
 山の後は温泉  大白川温泉 『しらみずの湯』でした600円也
 (参考タイム)
登山口7:15〜山頂10:40−11:10 〜登山口13:40