大峰展望
 2006年3月5日  日帰り
 メ ン バ ー  タンタンさん、DOPPO 
行    程  奈良十津川村武蔵〜焼峰峠〜P890〜アンショウ山〜石仏分岐〜ムネドチの頭ピストン〜石仏山〜奥里・滝谷橋 
山    名  アンショウ山(1099.4m)、ムネドチの頭(1017.8m)石仏山(1158m)
天    候  快晴



拡大OK
単独で石仏山からムネドチ、アンショウと周回する積りで計画していた。
前日、例によってT氏から同行したいとメールが届く。
ならばと南からの縦走に変更し車2台で出かけた。
一台を中八人山登山口の滝谷橋の袂にデポし、湯泉地温泉を抜けて楠正勝の墓が残るという武蔵という集落に向かった。
民家の脇、行き止まりの広場に車を駐車する。

道は石垣が詰まれた城跡と思われる脇を峠へと続いている。ここの石垣は10段、いや20段、いやいや30段はあっただろう。
広い一番上の段は天守閣でもあったのだろうか、遠い昔が偲ばれる。


焼峰峠までおよそ40分掛かった。
ここから尾根に沿って北へ登ってゆく。



標高約890mの鉄塔のある展望台はすこぶる展望がよかった。
春の陽気でTシャツ一枚がちょうど良い位だ。

南奥駈の峰峰が玉置山の方まで連なって見渡せた。
眼下には十津川が深い谷間を蛇行して流れている。
空から地図を眺めているようにハッキリ見えていた。

あまりの気分の良さで20分も休憩してしまった。
ここから向かうアンショウ山の姿も木の間越しに少しづつ見えてくると急な登りとなる。


実はこの瘠せ尾根の地形には登る前から多少の不安もなくは無かったが、案ずるより産むが易しである。

11時山頂。
展望無し。
20分ばかりで右手が大きく開けて八人山が目の前に飛び込んでくる。

鹿のネット越しには南八人山から中八人山への稜線が谷を挟んで手に取るように近い。


11時52分〜12時17分
中間地点の1027ピークにて昼食休憩。

以外にもすんなり此処まで来れたと思った矢先。
遂にヤブ漕ぎ突入。

背丈以上の笹を掻き分けること約1時間。
急坂を登って石仏山手前の分岐ピーク。

ヤブ漕ぎで少々体力の消耗。

東に折れて二つのピークを越えてムネドチの頭へ到着。

と思ったら違った。三角点のあるムネドチの頭はその先の展望の良い少し低い地点だった。
14時5分〜14時20分

南に目をやると、辿ってきたアンショウ山が見える。



東から北方面にかけては釈迦ヶ岳から八経ヶ岳がスカッと展望できる絶好の場所だった。

15時30分
石仏山南峰。
これが山の謂れの石仏か?
石仏山北峰からは急降下。
8年前、八人山へ通った時の姿とは随分様相が変わっていた。

西側が伐採され鹿のフェンスが連なっている。
登山道も付け替えられたのかもしれない。

不安定なザレた道は関節痛持ちには下り難かった。

16時40分下山

久しぶりの大峰南部の山歩き。
結構充実した運動量だった。

初めて入った滝の湯にて汗を流す。
(参考タイム)
武蔵集落8:45〜焼峰峠9:25〜鉄塔ピーク10:10〜10:30〜アンショウ山11:00〜1027P11:52〜12:17〜分岐13:03〜13:15〜ムネドチの頭14:05〜14:20〜石仏山南峰15:30〜滝谷橋下山16:40


同行のタンタンさんのページ