河原へ階段を下ると工事中の橋を渡り、丈夫そうな鉄の階段は崖に沿って付けられていた。
階段が終わると平坦で立派な道にぶつかった。
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右へ行けば釈迦ヶ岳か、ならば左かな?
ええ道やな〜
安易にも左を選んでしまい、暫く経ってから地図を確認した。
『あれ〜ちょっと違うわ』
『しゃ〜ないな〜、ここから登るか』
『どうせ尾根の道に合流することだしな』
標高は570mだった。
軽いヤブこぎで高度を稼ぐ。
少しづつ険しくなってきた。
一つ目のクラは真ん中に登れるスペースあり。
引き続き怪しい斜面が続いていた。
二つ目のクラは右手からトラバースしてすり抜けるか・・・・
う〜んこれはちょっと厳しいかな。
結局先を行っていたTさんの云うとおり左を巻いて上に揚がった。
またか?
標高880mだった。
ドンドン壁は大きくなり左右の余裕が無くなってきた。
ルートファインディングをしていたTさんは
『もう無理です』ときっぱりと云った。
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安全を担保出来る装備を持ち合わせていなかったことで、すんなりと撤退を決めた。
横に現れてきた落石の多いガレ沢を慎重に下る。
まっすぐなので時間短縮には丁度良かった。
最後は崖になっているようだ。
横のヤブへ逃げて、沢沿いの道に出た。
暫く下って”笹の滝”が合流する近くの沢を渡って林道に戻る。
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車に戻り、兎に角気分転換。
やはりこの滝の姿はを圧巻。
深いグリーン色の滝壺の向こうには、濡れた岩が金色に、怪しげに光っていた。
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滑らかな流れも実に美しい
さて気を取り直して、兎に角、天竺山へ登ろう!
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結構急な登山道を1時間40分で山頂だった。
途中、木の間から三角錐の山頂が見えてはいたが、山の姿をハッキリ撮れる場所が無かったこと。
TOPの写真はカシミールにて代用する。
午前と午後の2部構成となった変な山歩きの1日。
意外にも充実した1日だった。
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同行したタンタンさんの報告へ
同じく郭公さん
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