三の沢岳
 2006年8月5日〜6日  小屋1泊
 メ ン バ ー  森の音さん、ハラッチさん、DOPPO 
行    程  駒ヶ根・管の台駐車場〜三本木地蔵〜池山小屋前水場〜空木平避難小屋〜駒峰ヒュッテ〜空木岳〜木曾殿山荘(泊)
 
東川岳〜熊沢岳〜檜尾岳〜極楽平〜三の沢岳分岐〜三の沢岳〜三の沢岳分岐〜極楽平〜千畳敷
 ---ロープウェイ・バス--駒ヶ根・管の台駐車場
山    名  空木岳(2864m)、東川岳(2671m)、熊沢岳(2778m)、檜尾岳(2728m)、三の沢岳(2846.5m)
天    候  1日目=晴れ、2日目=晴れ
主稜から外れた三の沢岳。いつかは訪れたいと思っていた。
千畳敷から登ればいとも簡単な山ではあるが、中途半端で登る人も比較的少ないようだ。
空木から宝剣までは歩いてないルート。しかし飽くまで目標は三の沢。
駒ヶ根に車を置けばぐるっと一周、下りの嫌いな私にはロープウェイを繋いでもってこいだ。
同行者募ったらお二人が表明。


20万図                             
駒ヶ根高原の管の台駐車場へ深夜到着。テントにて仮眠。

【1日目】
予定では登山口までタクシー利用だったが林道崩壊のためタクシーに断られた。
「仕方ないな〜」
時間はたっぷりあるので楽しみながらテクテク歩くことにした。空木山頂までは標高差2000m程、変則トリオの出発は6時だった。
千畳敷も宝剣岳も彼方に見えている。→
林道を横切りながら道標に従って間違うことはない。

なが〜〜い池山尾根。
途中で南アルプスが見えてくる。来週予定の鋸岳から甲斐駒、仙丈岳や北岳も雲の上に望める。

旧池山小屋跡への分岐を過ぎると、その先に新池山小屋。
小屋への分岐には写真のようなタップリの水。しっかりと補給できた。

「う〜〜んまだ1/3しか登ってないな〜」
ゆっくり歩いていたので疲れは無かったが先が思いやられる。
マセナギを過ぎた鞍部で腰を下ろす。
ガレた谷の向こうに檜尾尾根が見える。谷から吹き上げる風が冷たくて気持ちよい。

南を巻いて急登が始まる。やせ尾根は大地獄、小地獄と呼ばれるところか?
確かに危なっかしい所もあるが、階段や鎖が付けられていて特に問題は無さそうだ。高度を稼げて嬉しいところ。

南を巻いて2350mの尾根に出ると木曽駒方面の展望が素晴らしい。

下ってきた方との会話で空木平のお花畑の情報を得た。
当初予定の駒石コースを変更し空木平へ下る。

広がるお花畑にハラッチさんは大ハシャギ。

避難小屋前でいつもの助六弁当をひろげ、山頂を仰ぐ。
沢の水量は例年より随分多いそうだ。タップリと水の補給をして山頂へ向かった。


駒峰ヒュッテから山頂は直ぐだった。

14時7分空木岳山頂。

南北の展望が広がる。
北には明日向かう三の沢岳や宝剣岳。
南には大好きな南駒ヶ岳。

1人の青年が休んでいた。
「どちらへ?」
「今日はこれから摺鉢窪避難小屋へ」
「いや〜私の仲間も今日そこに泊まるって云ってたので、2人組が居たら此処で遇ったって伝言頼みますわ」

後日談・・・・・しっかりと伝えてくれたそうで嬉しかった(^^)

空木岳より駒峰ヒュッテと池山尾根

空木岳より南駒ケ岳展望



空木岳山頂の変則トリオ

時間を忘れ50分以上も展望を楽しむ。

←駒峰ヒュッテ分岐を森の音さんとハラッチさんが登ってくる





空木から木曾殿山荘への下りでの森の音さん

下に木曾殿山荘が見える

東川岳の向こうに三の沢独標がカッコイイ
宿泊予定の木曾殿山荘4時到着。

「予約してますか?」
「いいえ、何とか3名お願いしますよ」
「明日は4時に出発したいので、朝食も昼食も弁当でお願いします」

「予約の無い方は朝食の弁当は無理ですので・・・・」

これは失敗だったが、何とか泊まりは確保できた。
後程、遅く到着した人が断られているのを見て胸を撫で下ろす。

小屋は満員で2人が1つの布団だったけれど、新潟から来た人たちと談笑出来て小屋泊りの楽しさも満足。
食事時屋根を叩く音が次第に大きくなる。
俄か雨か?
梅雨が明け、本格的な夏山の風物詩だった。



【2日目】
朝食は5時半と聞いている。
混みあう千畳敷からのロ−プウェイもこの時期は整理券を発行するようだ。
今回の目標である三の沢岳へは宝剣岳の手前で分岐してピストンで約3時間。
どうなることやら・・・

森の音さんとハラッチさんは三の沢はパスしてロープウェイの整理券を早めに確保してくれると云った。
有り難い事だ。
私は少し早足で三の沢岳へ行き、千畳敷で合流することになった。
15時の合流を目標に一緒に東川岳へ登り始める。
東川岳までは25分、直ぐだった。
この辺から単独行となる。

北に向かう稜線がはっきり見える。

ピークは結構あったが大した高低差も無く調子は良い。

谷を隔てた左手には、目指す三の沢岳が大きく迫ってくる。
その奥には乗鞍岳が浮かんでいた。

昨晩の雨でズボンの裾は濡れてくる。
今更スパッツを着けるのも億劫だった。

ローカットシューズだったので水が滴り落ちてきて靴の中はぐしょぐしょになるが、夏山では特に気にはならない。
寧ろ濡れた膝が冷え、持病の関節痛が心配なところだった。
熊沢岳を下りもう直ぐ檜尾岳。
檜尾岳 8時35分
極楽平から三の沢岳への分岐は目と鼻の先。11時02分到着。

いよいよ目標の三の沢岳、。稜線を見ながら下ってゆく。

ハイマツの道は所々下が見えにくい。半そでの腕に枝がチカチカする。
二つほどのピークを越えてゆくことになるが、本当に山頂まで1時間半で行けるのか?
結構遠く見える。

しゃりバテになる前に、鞍部の岩に腰掛て弁当をひろげた。

二つ目のピークだったか鎖場で20名ほどの団体さんが下ってきた。

最後の上りの中間地点の大きなケルン。疲れが出たのか腰を降ろし、下ってきた単独の女性と少し話す。
そのとき極楽平の方から、微かに私を呼ぶ声が聞こえたように思え、こちらからも応えてみた。
後で確認したところ、ハラッチさんが呼んだ声に違いなかった。

2人連れのパーティと出会ったその先の南斜面にはお花畑が広がっていた。



誰も居なくなった山頂で記念撮影。12時30分

2時30分、千畳敷に戻り、ビールを呑んでいた森の音さんに合流。
1時半に受けた整理券は2時間半待ちの4時にロープウェイで下る。

温泉に浸かった後の中央道は、バス火災の為、大幅に遅れ12時過ぎの帰宅となった。
2日ともに結構ロングコースだったが池山尾根から登り、念願の三の沢岳は好天のもと満足した。

カメラで撮りまくったお2人も満足された様子。
どうもお疲れ様でした(^^)

(参考タイム)
駒ヶ根管の台駐車場6:00〜8:40池山小屋水場〜12:40空木避難小屋・昼食13:20〜14:00駒峰ヒュッテ〜14:07空木岳15:00〜16:00木曾殿山荘(泊)
5:45木曾殿山荘〜6:15東川岳〜7:20熊沢岳〜8:35檜尾岳〜10:55極楽平〜分岐11:02〜昼食〜12:30三の沢岳12:40〜14:00分岐〜14:30千畳敷