2006年12月3日  日帰り
 メ ン バ ー  単独
行    程  トンネル西口から ピストン
山    名  八経ヶ岳(1915m)
天    候  曇り
悪天候で二週間も山行きを飛ばしてしまい、もう限界。 山へ入ってないと生活のリズムが狂ってしまいそう。
昨夜の忘年会のアルコールも微調整の甲斐あり,朝6時パッチリと目覚める。
師走は恒例の八経ヶ岳だ。

8年前のこの時期、ここから富士山を見た。
それ以来、2匹めのドジョウを狙って毎年のように登っている。

今日は冬型の気圧配置。
下は晴れていたが、1400mから上はガスに覆われていた。


賑わっていたシーズンも終わり、車は疎らだ。
西口駐車場には5、6台の車が停まっていた。
久しぶりのメインルート。トンネル西口正面から登る。

薄っすらと雪化粧をした登山道。
所々で足元が凍てついて滑りやすかった。

奥駈出合で5cm程度の積雪。
樹氷も出来ていた。全く静かな奥駈道。

聖宝の宿からは旧登山道を歩く。
滑りやすいごろごろした石の上を歩くよりもマシな気がした。

急斜面で倒木が邪魔をする。
凍りついた木に摑まるとボキボキと直ぐ折れる

人影のない弥山小屋を横にみて直ぐに八経ヶ岳へ向かった。
八経ヶ岳山頂はガスっていて展望なし。

豊中から来たというAさんと暫く話して、一緒に吊尾根へ下る。
真冬には雪原となってしまう吊尾根も、雑木林で少々歩きにくかったが、しっかりした樹氷がいい感じだ。
積雪はまだ15cm程度。

弥山小屋へ戻ると数人と出会う。

避難小屋の中は暗いが寒さは十分凌げる。
ここで定番弁当の助六で腹ごしらえ。
尾鷲から来られた夫婦連れの方も中で一緒になった。

外が少し明るくなったようだったが、直ぐに黒い雲が横切って太陽を遮る。

弁天の森で稲村方面を望むが山頂はガスの中だった。

南の空は明るい。
時々太陽も顔を出してくれて樹氷が光っていた。

3週間ぶりの山歩きで生き返った。

冬の大峰は始まったばかりではあるが、程よい積雪で膝も快調、短時間ではあったが十分堪能できた1日だった。



雪を頂いた鉄山。

帰路
夕日の丘から大阪湾に沈む夕焼けを眺める。
(参考タイム)
トンネル西口8:40~
奥駈出合9:15~弥山小屋10:40~11:05八経ヶ岳11:2011:45弥山小屋12:00~奥駈出合13:15~トンネル西口13:40