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道は植林の中、風もなく暫くすると汗が噴出してくる。
暑さばかりを感じる急登が終わると尾根に出る。
「大鏡池はもうすぐかな?」
ところがそうはいかない。
二度ほど歩いたことがあったが、はっきりとした記憶は無かった。
巻いて尾根、巻いて尾根、を繰り返してやっと大鏡池が見えた。
辺りの雰囲気が変わっている。
池の周囲は伐採されてぽっかりとした空間の中に凍った池が・・・
なんとその横には新しく社が作られていた。
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Nちゃんから「茜丸のドラ焼き」をいただく。
このドラ焼きの、妙に大阪っぽい変なコマーシャル(^0^)
妙に耳にこびりつく歌(^0^)の話題で盛り上がりを見せるが、味はなかなかイケている。
じっとしていると身体が冷えてきた。
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池の周囲の伐採された空間 |
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コブを2つほど越えると薊岳の展望ポイントに出て、やっと白いものが見えてきた。
所々足元が凍っている。
瘠せ尾根の通過で先頭を歩いていた私の足元が滑った。
「あ〜〜」と思ったが声にはならなかった。
仰向けに、頭が下になってしまったが直ぐ斜面に止まった。
Nちゃんに引っ張ってもらい、起きて崖下を覗いてゾッとする。
クワバラ、クワバラ。
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山頂には他の誰もいなかった。
真っ青とは云えない空ではあったが、遠方の山が身近に見えている。
北斜面や木の実矢塚の樹氷も綺麗だ。
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大普賢岳と左には仏生ヶ岳から釈迦ヶ岳。
更にず〜っと左の遠くには笠捨山も視界に入った。
初登りには絶好のポカポカ陽気で気分は上々。 |
薊から前山への稜線 |
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前山から明神平方面を見下ろす。
この時期、雪の無い明神平も実に珍しい。
日向で弁当をひろげてくつろげた。
3年間置いていたお遊び用のソリはボロボロになっていた。
Nちゃんの案により、バラバラに刻んでザックに回収。
明神平からは直ぐにヤブコギをして谷を下りショートカットも面白かった。
雪の無い好天のもとの初登りは実に爽快な1日だった。
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同行した郭公さんの報告
(参考タイム)
笹野神社登山口8:20〜10:00大鏡池10:20〜11:25薊岳11:35〜13:30明神平14:00〜大叉林道15:00 |
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