2007年1月14日  日帰り
 メ ン バ ー  郭公さん、HAMAさん、どんかっちょさん、DOPPO
行    程  旭峠の登山口~古田の森~千丈平~釈迦ヶ岳 ピストン
山    名  釈迦ヶ岳(1800m)
天    候  曇り
今年は雪が少なすぎてどうも気がすすまないが、その分奥まで入れそうだ。
さて今週は何処にしようか、と思っていた矢先にHちゃん、Kさんからお誘いが入る、DONさんも乗っかってきた。

例年ならば林道歩きから始まる釈迦ヶ岳。今年に限っては車で登山口まで入るのも無理ではないようだ。

R168は全く雪の欠片も見えなかった。
旭林道に折れて旭ダムを越え、少しずつ雪が見えて来る。落石を避けながら進むもタイヤはバリバリと音を立てる。
あと5km、あと2km、この辺りから雪道となり、多少のスリップはあったが不動小屋登山口へ着いた。
皆無言で顔を引き攣り息を凝らして乗っていた。
『この分なら峠まで行けそうだな』
日向は地面の見えているところもあり峠の登山口へ着いた。

この時期にしては積雪は少なく、こんな感じ


峠の登山口は風の通り道だろう。車を降りて身支度をする間の寒さが堪える。

緩やかな稜線歩きで始まる登山道。例年ならばラッセル開始であろうが何の苦労もなく歩けた。


1400mを超えるとそろそろ見栄えのする樹氷が現れる。
100m登るごとに樹氷の付き方も変化している。

1600mを超えると古田の森、ここは冬の大峰。
スノーシューが大いに威力を発揮する。

周囲の山並は見えているものの1700を超えると雲が取り巻いていて山頂は全く見えない。
それでもスポットライトの様に太陽が霞の中からオレンジ色に現れると樹氷は輝いている。

そんな瞬間にカメラを出したり入れたり。
これもまた楽しいかぎり。

もう直ぐ山頂

千丈平は静かだった。いつものテント場へ行って見る。
雪に埋まっているのか、少し様子が違う。

風裏で小休止。
空腹に成りかけたお腹にケーキを放り込み、あと一息の山頂を目指した。
また来てしまったぞ~冬の釈迦ヶ岳。
ところが釈迦像はない。

風雪にさらされた釈迦像は前に傾きすぎて危険な状態となってしまい、修覆せざるをえない状態になり、現在は下山されているとの事だった(夢の湯のおばちゃんの話)


釈迦像のない山頂にて
樹氷の道を下る。


木の間から大日岳


千丈平のクボミでHAMAちゃん持参の具の多い豚汁の昼食。
ちょっとしたお祝い酒で乾杯をした。
下山はゆっくり、カメラを片手に樹氷を堪能。


古田の森で
 うしろ髪を引かれながら登山口へ

冬の釈迦ヶ岳はアプローチに厳しいものがある。暖冬のお陰で登山口まで車で入れたのが幸いした。
南部と云えども標高があるだけに十分雪山が堪能できて満足、満足の1日だった。
同行したHAMAさんのページ   同行したどんかっちょさんのページ  同行した郭公さんのページ

(参考タイム)
旭・峠の登山口9:25~12:25釈迦ヶ岳12:35~13:10千丈平で昼食14:00~古田の森14:40~旭・峠の登山口16:00