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林道からだと随分近くに見えている。
さて何処から入ろうかな~。
1日目 10時30分
峠のような処に車を置いてそこから尾根伝いに入ってゆく。
荒谷山へは1時間もあれば届くほどの距離に見えている。
テープと踏み跡に沿って小さい登り下りがある。
二つ目のピークでヤブになった。テープも解り難く、獣道なのか人の踏み跡なのかは判断が付きにくい。
東側は東ノ川まで800m以上深く切れ落ちている。当然巻くには全て西側をとることになる。
急な笹ヤブはよく滑るし風が通らず暑さで何度も水分を補給。休憩も増える。
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コブシ嶺から見えていた 右の竜口尾根と叉剣山、左の荒谷山 (2005年5月の尾鷲道より) |
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岩場の斜面にはアカヤシオが多い。その向こうは大台の山並みと真下に東の川。
コブシ嶺
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瘠せ尾根を通過し最後のコブを登ったところで明るい展望台へ出た。北側が良く見渡せるところは通ってきたルートが一望だ、一休みするには丁度良い尖ったピーク。
岩場を少し下り、最後の登りで荒谷山山頂。13時20分着
一時間どころか3時間弱を費やす。
先の解らないルートは結構緊張感があり、その分当然達成感も増した。
ゆっくり食事休憩をとり、暫く昼寝タイム(^^)
帰路2,3度ヤブに迷ったが、林道の駐車場所へ戻って大峰展望の一番良い場所を探しテントを張った。 |
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大峰に陽が沈み、シルエットを肴に酒はススム。 |
2日目 5時45分出発
叉剣山へ登れる一番南側へ移動し、鹿のフェンス沿いに登ってゆく。
登りきった所からは比較的平坦な道が続いていた。
前日の荒谷山へのルートとは一変して歩きやすい道だった。
叉剣山は東側と北側が開けていて展望が良い所だ。
これから向かう北側の竜口尾根が手に取るように見えていた。
丸塚山にはアカヤシオが多く、新緑の中のピンクは気分も明るくなる。
次のピークからは癒しの森に変化してきた。
ミズナラ、ブナの大樹とヒメシャラの道が続いている。
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小処への分岐を過ぎ、西大台の展望台で西の滝と大蛇嵓を目の前にするが生憎空気が霞んでハッキリとは見えなかった。
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分岐から尾根道を通り笙ノ峰を経由して車のデポ地に近い木和田へのルートを取る。
下りぎみに二つ三つピークを越えて笙ノ峰は明るい感じの木立の中にあった。
竜口尾根を振り返る
一つ目の崩壊地は難なく通過できたが二つ目は大きく山抜けした崩壊地。
中ほどまでは足場を確保しながら何とか進めたが、あまりに不安定な急斜面だ。この先幾つの崩壊地を通過するのか?
ここでは安全策を取り、引き返して小処温泉へ下山した。
小処温泉からは7kmあまりのアスファルトの林道を歩いて車のデポ地へ。
アスファルト歩きの疲れは上北山温泉のツルンツルンの湯で流してすっきり。
ヤブ山と癒しの森を両方味わえ、大峰展望もありシブーイ良いルートだった。
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(参考タイム)
1日目=林道駐車地10:30~荒谷山13:20~14:00~林道駐車地16:30
2日目=林道5:45~叉剣山6:35-6:45~小処分岐9:05~西大台の展望台9:30-9:50~小処分岐~笙ノ峰11:00~小処温泉~水分神社14:15 |
タンタンさんの記録
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