2007年12月30日  観音展望台
 メ ン バ ー  単独
行    程  虻トンネル登山口~展望台  ピストン
山    名  特になし
天    候  
今年も山納めは大峰がいいかなと。
長いめのロープ、ハーネス、ピッケル、ビバーク用品と勿論12本のアイゼン・・・・
前夜から入念に準備をして大普賢岳を狙う。午前中の天気予報は晴れ間も見えるのかもしれないが、午後は雪の予報だった。

朝方、目が覚めると外は雨の音がするではないか。
なんだい、これは無理かな?
再び布団にもぐりこむ。止んだと思ったら次第に大きな雨音に・・・・・・やっぱり無理だな?
一度は諦めてしまったが、黒滝情報員によると『晴れ間も見える』とか・・・・・
既に9時が過ぎようとしている。
『よっしゃ何処でもいいから出かけよう』
今更大普賢岳へは時間的にも無理だろう。
簡単に短時間で行ける所しか駄目だ。
とにかく天川へ向かった。

雪の上を歩きたいのだが黒滝村の周囲の山には全く白いものは見えず。
峠のトンネルを抜けて天川へ入った。
やはりココは違う、モノトーンの世界だった。
『いい感じ、いい感じ』
既に11時を過ぎている。
手短な観音展望台から、うまく行けば稲村ヶ岳を仰ぐことが出来るかも(^^)

密かに期待を持ちながら駐車場所へ付いた。
晴れ間どころか雪の降り方がひどくなるではないか。

朝からの足跡は見えない。
身支度をしている間に11時50分になっていた。

下の展望台
ちょっと明るくなった。
チラッと青空・・・かな

あっ、消えた。
観音平

ココからの登りでちょっと汗をかく

展望台が見えてきたが、ススキが辺りを覆っている。
ススキの雪化粧もよい雰囲気が出ている。

展望台着  辺りの山は全く見えない。
そこにある筈の稲村やバリゴヤは吹雪の中に隠れてしまっている。
下で覗きかけていた晴れ間は何処へ行ったのかいな。
暫く待っていたが雪はどんどん降り続く。

諦めは早い!
『はい~また来ます』 といって下山開始。


下りの道横に落とし穴のようなものを見つける。
何度も通った道の直ぐ横なのに、今まで何故気が付かなかったのだろうか?
今までは蓋をしてあったのかもしれない。
さては熊の落とし穴か(^^)

予定とは大きく違った山納め。

こんな天気だったけど、体を動かすことが出来ただけで良しとしよう。
(参考タイム)
往復約2時間