雨乞岳 (南雨乞岳から)
 2008年03月2日  日帰り
 メ ン バ ー  8名
行    程  フジキリ谷林道分岐~桜地蔵~蓮如小屋~~奥の畑~奥の畑峠~南雨乞岳~雨乞岳~西尾根~蓮如小屋
 ~桜地蔵~フジキリ谷林道分岐
山    名  南雨乞岳(1207m)、雨乞岳(1238m)
天    候  晴れ
久しぶりの鈴鹿へpanaちゃんのお誘いに乗ってみる。
「奥の畑はええとこやで~」とは言っているが滋賀県側は殆ど知らないのである。
癒やし系の山好きpanaちゃんがお好みのところなので、だいたいの予想は出来るが、どんなとこか楽しみであった。

登山口は林道の分かれ目だった。無積雪期ならばもう少し奥まで車で入れるそうだか今日は分岐の近くに駐車。
ココまでは車輪のスリップでお尻ふりふりの蛇行運転だったので同乗の3人は怖かったようだ。



フジキリ谷に沿って雪道を歩く我等は8名のパーティ。
約1時間ほどで右手に桜地蔵がある。

その道は杉峠まで続いているようだが沢を渡ってその道と分かれてチョット危なっかしいトラバース。
Bさんが先頭で踏んでくれ、私はシンガリ。
8名も歩くとしっかりとした道が出来るので楽チンだ。


小屋が現れ、中に入って小休憩。
枝木を重ねて作られた小屋は隙間だらけで中の椅子は雪を被っている。

ここは蓮如上人遺跡があるそうだが、あったかな?
覚えていないぞ!



ここが奥の畑
広々として気持ちの良いところだ。
なるほど、なるほど。
正面に稜線が見えてくるが、みんなお腹が減ってきたらしい。
「食事の後で稜線まで登りきるのは辛いな~」
「上まで行ってしまいましょう」

ここからはスノーシューやワカンに履き替える。

「行ってしまいましょう」は良かったが空腹の急斜面は結構辛い。

解けかけた枝の雪もココまで登ってくるとシッカリ残っている。



稜線に出ると景色は一変した。
いい感じ、いい感じ。

清水頭へ続く稜線には団体さんが食事の後だった。

風除けの斜面で展望を楽しみながら具たっぷりの鍋を囲む。



さあ食事のあとは目的の雨乞岳へ。
先ずは南雨乞岳への登りだ。

後方は清水の頭。
大きな雪屁の上で
雨乞岳はもう近い。
後ろには綿向山。
笹に覆われた雨乞岳も雪ノ下。
積雪は1.5mはあるようだ。

ここではpanaちゃん持参の練乳たっぷりでエビの尻尾のカキ氷が美味かった。これ頭の中にメモしておきましょう(^^)
御在所岳と鎌ヶ岳の向こうには海も光っていた。





下りは西稜。藪の斜面をシリセードがおもしろい。
最後の急斜面も一気にシリセード。

ぎりぎりセーフ、もう少しで水に浸かるところだった。

千草街道合流。
そして長い長い雪道歩きが2時間ほど掛かって駐車場所へ戻った。
今回は愛知県、三重県、滋賀県、大阪府と幅広いメンバーで良い交流が出来た一日だった。

顔の広いpanaちゃんのお陰かな(^0^)
(参考タイム)
甲津畑(9:00)-(9:55)桜地蔵(10:05)-(10:40)小屋(11:00)-奥の畑分岐-奥の畑入口(12:00)-小休止-(13:00)稜線・昼食(14:00)-南雨乞岳(14:30)-(14:40)東雨乞岳(15:00)-西尾根-千草街道合流(15:45)-小屋(16:00)-桜地蔵(16:45)-林道(17:40)