予約していたタクシーが待っていた。人懐っこい運転手さんは屋久島のガイドをしてくれる。
「今日は異常に気温が高い」と言っていた。
3050円払って白谷雲水峡入り口へ。
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白谷雲水峡
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自然保護の為か、やたら木の階段が多い |
歩いているだけだと屋久杉は根元しか見えない。
上を見上げてみた。 |
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亜熱帯のカジュマル林はここが日本の北限、ジャングルのようだ。 |
初日の宿はここ白谷山荘。
もちろん無人小屋だが珍しく洋風。
トイレは小屋の中にあるが意外に臭わない。
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【2日目 12月29日】
朝から屋久島名物の雨だ。
峠越えをし、下るとトロッコ道に出合う。
線路の間には歩きやすい木道が敷いてある。
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大王杉?で |
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トロッコ道が終わると上りが続き名所のオンパレードだ。
広~いウィルソン株の中で雨宿り。
20人は入れそうな巨大な屋久杉の株だ。
大王杉を過ぎて尾根に近づくと人の声が聞こえる。
ガイドさんを従えた団体の観光客か?
そこが縄文杉の展望台だった。
残念だが近寄れないので大きさは写真には表せない。
周囲が16mと記してあった。
高塚小屋で昼の大休止。 |
新高塚小屋に着き早速宴会を始める。
先客は2パーティと単独が2名だった。
その2パーティはニュージーランド組とオーストラリア組だった。夕食後は元気なオーストラリア組の3人としばらくテラスで相手をしてやった。と云ってもそのうちの1人は日本人の娘、その娘が通訳をするが、その前に十分話は解って笑っている様にも思えたが・・・・・多分勘違いだったか!
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【3日目 12月30日】
雨、足もとが悪いので少し明るくなって出発する。
天気が悪い、風が強いと山頂に近付いてもモチベーションも上がらない。
予定は淀川小屋泊だったが「そのまま下ってしまおうか」
即答で「そうしよう」だった。
もちろん永田岳もカットしてしまったし、黒味岳もカットだ。
それでもRINちゃんは淀川小屋で泊って翌日は尾の間の海まで歩いて下ると言張る。
とにかく元気一杯の、ほんまに女性なのかい(^^)
下山途中でタクシーに電話し、民宿の手配も依頼した。
宮之浦岳 |
淀川小屋で昼食を摂っているとオーストラリア組の元気な声が聞こえ、やってきた。
そのまま下るタンタンさんと私は食料が底をついたというオーストラリア組に残ったガスボンベと食料を全部提供すると、えらく喜んでチョコレートと名刺をくれた。
「オーストラリアへ来たら一緒に山へ行こう」と言っていたが、そんなことを言われるとおいらは本当に行くぞ~。
ところでオーストラリアに良い山はあるのかな? |
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屋久島の名産はトビウオに鯖に~・・・・・
大したものはないようだが、民宿の料理にトビウオのカラ揚げ、新鮮な鯖の刺身が美味かった。
山は氷雨、海沿いは晴れ、いつもより暖かい年末の屋久島だったようだが。
これで亜熱帯と亜寒帯が共存する屋久島独特の天気を体験できたことが良かったことにしよう。 |
参考コースタイム
12/28 白谷雲水峡13:30~14:10三本足杉14:35~15:25白谷小屋
12/29 白谷小屋7:35~辻峠7:55~楠川別れ8:30~休み~9:45大株歩道10:00~10:25ウィルソン株10:40
~11:20大王杉11:28~11:57縄文杉12:20~12:30高塚小屋13:12~14:05新高塚小屋
12/30 新高塚小屋7:00~焼野三叉路9:00~9:35宮之浦岳9:40~11:30花之江河11:40~12;45淀川小屋13:10~淀川登山口13:50
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タンタンさんの記録
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