大普賢岳(P1505から)
 2009年2月15日  日帰り
 メ ン バ ー  タンタンさん、DOPPO
行    程  和佐又~P1505~日本岳~大普賢岳~笙の窟~和佐又
山    名  日本岳(1550m)、大普賢岳(1780m)
天    候  晴れ
今冬の雪は何処へ行ったんだろう、どこも彼処も日本列島は雪不足のようだ。
残り少ない大峰の雪を求めて大普賢岳へ。
和佐又小屋への道にも全く雪は見当たらないが上にはあるのか。
 
登山道の雪はちょっぴり。
こんな感じでは物足りないぞ。

ルートを変更しP1505(曽孫普賢)から登ることにする。

腐りかけた雪の斜面を登るとP1505。
大普賢や伯母谷覗がよく見える。




七曜岳の向こうに行者還と弥山も見える
手前の日本岳の壁の下は笙ノ窟が或る所


日本岳に行くには一旦岩場を下る。


ナイフエッジを通過すれば一休みできる鞍部。
ここには道標がある。

日本岳への急登にはロープがぶら下がっている。
前回通過した時に無かった所にも付いていたが湿って劣化していて頼りない。これに全てを預ける勇気はなく、結構登り辛い。

最後のモンキークライムの手前で踏ん張っていた足がズルズル~っと下がりだした。とっさに掴んだ木が折れて後ろ向きに2m滑落。
運よくザックと共に木に引っかかり何の外傷もなく助かった。
ああ~やばい、やばい、下を見下ろしゾッとした。

ちょっと気が動転しているところで上からタンタンさんがロープを垂らしてくれる。

この辺りの木は枯れているものが多いので油断はできない。


石の鼻からアイゼン装着。

長梯子は埋まっている。
腐った雪を踏み抜きそうだ

ポカポカ陽気の山頂で遅めのラーメンタイム。


弥山方面

稲村と大日
鉄梯子の下りはアイゼンの音がけたたましい。
下りのトラバースは足を取られないように慎重に、気が抜けない。
全く雪のない笙ノ窟。解けかけた氷塊が残っているだけ。

春の陽気の大普賢岳だった。
冬は終わったわけではないのだろうけど暖冬ですね。






同行のタンタンさんのページ
(参考タイム)
出発8:30~P1505.10:10~日本岳11:20~11:35日本岳のコル11:45~12:50大普賢岳13:30~14:20笙ノ屈14:40~和佐又15:30