赤クラ山直下の草原
 2009年06月14日  日帰り
 メ ン バ ー  タンタンさん、DOPPO
行    程  北股川白鬚登山口~大鯛山~高尾山~登尾~戸倉山~トベット(高塚山)~赤クラ山~千里峰~
 ~北股川林道終点の沢~崩壊林道歩き~駐車地
山    名  大鯛山(1146m)、高尾山(1232m)、登尾(1320m)、戸倉山(1261m)、トベット(1255m)
 赤クラ山(1394m)
天    候  晴れ (蒸し暑い)
北股川の林道の状況が分からない。
そういうときは兎に角朝早い方がよい。
杉の湯の待ち合わせは3:45分。
それぞれの車で入之波温泉を通過するころから空が明るくなるが、雲がかかっている。
朝の雲は次第に取れて昼ごろには晴れ間が射す予報だ。



林道三の公線は崩壊して通行不能との看板を横に見て真っ直ぐに進む。
北股川林道は以前と変わらずドンドン進める。
白鬚の登山口は過ぎてしまったようだが何れにせよ1台は進めるところまで行って駐車するつもりなのでそのまま進んで行く。


その先は前回の時(池木屋周回のちょうど3年前)と同じ場所で行き止まりだった。崩壊が激しく復旧はされてなかった。

1台で戻りながら白鬚登山口を探す。うっかりするとすぐに見逃してしまうほど分かりにくい。
普通そんな所は登らないだろうと思うが、そんな所なのだ。

今は廃道、でも赤いテープが付けられて前回白鬚岳へ登った時より判り易くなっている。
とは言え滑り易い急斜面に変わりはない。それでも尾根に着けば踏み跡はしっかりしているので歩きやすくなる。

登尾山


大鯛山からはブナ林の尾根歩きが続く
高尾山を越え戸倉山への分岐を右手にみて登尾山へ寄ってみる。
展望はないが立派な三角点あり。

登尾から急降下すれば行く手に大きく展望が開けた。



真っ直ぐ進めばその先のピークが戸倉山
長く広い山頂の戸倉山

向こうに見えるのが高塚山(トベット)
ところが地図を見ないで進んでしまい獣道のトラバース道。
『うまくいったな~高塚山もトラバースしたし、ここらで休憩しようか』

Tさんが地図を確認する。
『ええ~変ですね~元の道に戻ってまっせ~』
『そ~か~そういえばそんな感じやな、上手くいったじゃなくて失敗やったな~』


ここまで快調に来ていたので特にどうってこともない時刻ではあったが、約40分のロスタイム休みついでに昼食を摂る。


広い尾根は赤倉山へ近づく

途中に北股川へ下れるテープの付いたルートもあった

緩やかな斜面を登ってゆくと左手に広い草原が現れる。
なんとも雰囲気の良い展望台である。昼寝には格好の場所だろう。


そこから赤クラ山頂はスグだった。
千里峰までは台高縦走ルート。そして一気に下る。沢の水でゆっくり汗を拭く。風が気持ち良い。

その時Tさん
『そこに尺取りムシのようなグレーっぽい、茶色っぽいのがおったけど』
『はは~そらヤマヒルやんか』
どうやらこの辺りにも彼等は生息しているようである。


それはともかくマイナールートは人も少なく静かな周回コース。
体調不良だったが大汗かいてすっかり回復。大いに満足した一日だった。


同行のタンタンさんのページ

【参考コースタイム】
北股川白鬚登山口5:45~7:05大鯛山7:20~高尾山7:45~戸倉山9:25~8:30トベット(高塚山)でルート違いロスタイム0:40
~赤クラ山の草原12:10~12:20赤クラ山12:35~千里峰13:00~13:40北股川林道終点14:00~14:30駐車地