【1日目 10月3日】
前夜からの雨と寒さで仮眠用のテントを張る元気もなく車の中で座って寝ることになった。
朝小雨が残っていたが登山口近くのスキー場の駐車場へ移動する。
スキー場を過ぎると樹林帯の中を登ってゆく。
この辺りの紅葉はまだまだ色着きが浅い。
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乗鞍高原スキー場の駐車場
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ルート図
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雨は止み、大した傾斜のない登山道は沢の音を左に聞きながら歩く。 |
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あっという間に青空が広がり、
時々色着いたナナカマドが見れるようになる。 |
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オレンジ色のカエデも見れるようになってバス道に出る。バス道は九十九折れに上るが登山道はそれを横切る様に登ってゆく。 |
冷泉小屋の前にはアマチュアカメラマンの大きな三脚が並んでいる。
どうやら道の向い側に流れ落ちる滝を撮っているらしい。
ならばと三脚はないがこっちもやってみた。
ナナカマドの赤い葉、苔の鮮やかな緑の中を流れ落ちる小滝の景観には頷ける。
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辺りが開けてくる
位ヶ原小屋から見る
位ヶ原の向こうに剣ヶ峰が見えてきた
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『最高や~最高や~』を繰り返すメンバーは笑顔が止まらないが
写真撮影で足は止まりっぱなし。
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左上に滝が見えてきた。
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滝の上に出ると今度は平らな沢が続く。
バス道にでると剣ヶ峰、肩の小屋への登山口 本日一番の急坂を登りきると大きな建物が見えてくる。
手前が肩の小屋。
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風が冷たかったが外のテラスで一息入れる。
取りあえずは生ビールで乾杯だ。
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空身で剣ヶ峰山頂へ。
いよいよ百高山のフィナーレだ。
風は冷たかったが最高の天気と展望をプレゼントされた。
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と喜んでいたときSさんがシャンパンを取り出し祝杯を。
横からRちゃんが手作りの横断幕。
皆でお祝いしていただく。おまけに他の団体さんからも拍手を頂いてしまった。
ちょっぴり気恥ずかしかったが感慨に浸るひとときにウルウル。
有りがたき友にも乾パーイ! |
山頂からの展望
雲海に浮かぶ穂高
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肩の小屋は定員の10分の1。我がパーティだけの個室で気兼ねなくゆったり出来て、風呂にも入れた。
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【1日目 10月3日】
朝は風が冷たい。あまりの寒さで早足でバス道を歩く。
四つ岳の手前のカーブに道標あり。
ここからは十石山への登山道になる。
急坂を下った向こうに硫黄岳と三つ目に見えるピークが十石山か?
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硫黄岳への道
硫黄岳を下り次の小ピークへはダケカンバやナナカマドが多い。振り返ると遥か向こうに剣ヶ峰と辿ってきた山並みが展望できた。
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『平湯へ6.3km』の分岐には権現社があった。
この先から藪っぽくなる。
ごろごろした岩と草の踏み跡を登りきると尾根に出た。
次はハイマツの藪こぎ。
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岩のピークに登ると大展望。
目の前に近づいた穂高連峰は岳沢側を正面に見る。左奥に槍も覗く。
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南アルプス展望
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まだまだ続く背丈の高いハイマツの藪こぎ。
痩せ尾根を通過すると愈々十石山か?
それは少々甘かった。
やがて平らなハイマツ林の中にひっそりと十石山三角点のあるピークが出現。 |
三角点から少し下ると避難小屋が見えてくる。 |
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穂高展望には残雪期に登るのが良いのかもしれない。 |
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十石山避難小屋裏は広場があり展望が良い。
ここは下山道が大変。
笹の中のジュルジュルは滑りやすく、そんな道が1時間余り続いた。
眼下に白骨温泉が見えると終着点は近かった。
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一応の区切りは終わったが、まだまだ登りたい山は限りない。いつまで続けることが出来るのだろうか?
健康を第一に怪我なく続けたいものである。
嗚呼~不老長寿の薬は無いものかな<(`^´)>
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(参考タイム)
10/3日 乗鞍高原温泉スキー場すずらん橋8:45~13:40肩ノ小屋14:25~15:00山頂剣ケ峰15:30~16:15肩ノ小屋
10/4日 肩ノ小屋5:45~車道分岐6:35~平湯分岐8:10~2532P8:30~十石山9:35~9:40避難小屋10:00~白骨温泉12:15 |
百高山 印象に残った山行 ベスト10
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