|
【9/4日】
深夜 登山口駐車場で仮眠
本日の目標は15時までに小屋に到着すれば良いのだ。標高差1600m。
慌てることもなく身支度をしスタートした。
林道分岐を左へ進めば餓鬼岳への登山口へ
登山口からは左の沢沿いの道になる
|
|
決して美しいとは言えない流木だらけの沢沿いの道
|
こんな木の橋が多くみられる
NETの情報からは、かなり老朽化している様に感じていたが
整備も行き届いていて危険なところはあまりなかった。
|
|
魚止ノ滝 |
もうすぐ最後の水場と呼ばれているところ
|
|
|
小さい沢の橋を渡るとここが「最後の水場」
|
|
沢の横が広場になっていてベンチもある。
ここの水は美味い。ペットボトルに汲み足した。
此処からが核心部らしい。
大凪山までは標高差550mあり、この急登で皆にどんどん遅れだした。
足場の悪い長いガレを過ぎると尾根の急登で大凪山はずいぶん遠く感じる。
大凪山からはダラダラ登りがしばらく続く。
眠いので途中横になって睡眠をとる。
そうこうしている内に前を行くタンタンさん達は何処まで行ったんだろ。
そうだ15時までに着くようにゆっくり行けば良いのだった。
皆には先に行ってもらおう。
マイペース、マイペース。 |
最後の急登は標高差約350m。この坂は百曲りと云う。
確かに九十九折を何度も何度も繰り返している。
百曲りが終わると「餓鬼岳小屋まであと10分」の道標で大きく左へ折れて小屋に向かう。疲れ過ぎているのかあと10分がずいぶん長く感じた。
餓鬼岳小屋到着14時55分
先に到着した3人さんは展望を楽しみながら既にビール。
私も直ぐに調達して乾杯とした。
小屋の宿泊者は20人余りだったが、我々だけは別棟に4人だけ。
超気楽な姿は写真の通りだが・・・・スーさんシャツ着替えて私とお揃いになってるやん(^^)
|
|
|
餓鬼岳バックにくつろいでます |
|
小屋でもらったこの栞
「よくきた」のフレーズにスーさん大感激
勿論私も(^^)
|
食事の後は餓鬼岳山頂へ(5分)
大展望とサンセットを楽しむ |
燕側には剣ズリ
|
小屋を見下ろす
|
稜線の先のトンガリが唐沢岳 |
槍ヶ岳
|
【9/5日】
朝寝坊で予定より45分もスタートが遅れた。
朝から太陽が照りつけている |
手前は餓鬼のコブ 奥が唐沢岳
|
本日も私は途中からペースダウン、昨日の疲れが残っているようだ。
餓鬼のコブを越えるとダラダラと多少のアップダウンで次第に唐沢岳の袂に着いた模様。
ここから結構厄介な場面を幾つか通過し、よじ登ると山頂に到着。
と思ったのが浅はかだった。一旦嫌なザレザレを下り、岩を掴んでグイグイ登ることになる。
岩の上に出るとやっと山頂に到着している仲間を発見。
|
|
|
|
そこから直ぐだったが日影のない山頂はめっぽう暑く、日影に戻りぐったりした。
一応今回の目標は達成したのであるが・・・・・・・・・
小屋に戻って登山口までの急下りを想像しただけで眠くなった。 |
バテバテで小屋に戻り、荷物を降ろす。
そこでウェストポーチが無いことに気付く。「う~ん参った、まあいいか~大したものは入って無いはずだ~」。
その時の私にもう一度探しに戻る気力は全く残ってはいなかったのが本音。
タンタンさん「僕が行ってきましょうか」
RINちゃん「私が行ってきましょうか」
なんと良い響きだろう。この元気のない私に代わって探しに行ってくれると云うのだ。
じゃんけんでタンタンさんが行ってくれる事になり出発した。
そんな状況にも拘わらず私はビール2缶飲んでしまった。
何と30分で見つけて戻ってきてくれた。ありがたいことこの上ない仲間だ。
実はそのウェストポーチには、予備メガネ、薬品、携帯電話、車のキー、コンパスなどなどで損失は大の筈だったが、「まあいいか~」なんて言ったのは
どんな大事なものが入ってるなんて、疲れていて、思い出したくもなかったのがその時の気持ちだったのである。
一応事も無かったように市販地図のコースタイムで下山。17:00
同行したタンタンさんの記録
|
|
【参考コースタイム】
|