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右から間ノ岳と左の農鳥岳。
農鳥岳の手前支稜に際立っているのは、今年登り損ねた大唐松山だろう。
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朝2時夜叉神トンネルに到着。
仮眠後 6時25分登山届を記入し、出発。
約400mの標高差ではあるが緩やかな九十九折れの道は余り疲れない。
幾つかのパーティが先に登って行ったが、峠までに3組ほど追い抜いた。
45分で夜叉神峠に到着。
嫌な予感がする雲の形だが、既に眼前には南の主峰が並んでいる。
この辺り、紅葉は始まったばかりで今ひとつか。
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夜叉神峠の小屋からは少し下るが200m程登り返すと直ぐに平坦な道に変わる。
エアリア地図のコースタイムは緩い目に書いてあるので気分的に非常に楽だ。
杖立峠へはダラダラとした登りが続く。この辺りは常緑樹が多く紅葉は余り期待は出来ない。
杖立峠から少し下り気味になるが、その先は少しずつ高度が上がってくると廻りの木の色が鮮やかになってきた。 |
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此処までに一箇所展望出来るところがあったが
この道標があるところはとくに展望が良く、目指す辻山方面の峰も覗える。
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スケールがでっかい白根三山
黄金色に変わりかけたカラマツが多い
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この辺からは紅葉の中をゆっくり楽しみながら歩く。
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峠の苺平から辻山へはメイン登山道から西の方向へ行く。
はっきりした踏み跡テープがあるので間違えはしない。
途中、南御室小屋へのショートカット道の案内もあった。
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此処が辻山の三角点、廻りの展望は無い |
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西側へ踏み跡があり直ぐ先には広い展望台。
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北岳
間ノ岳
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農鳥岳と左端が広河内岳
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ビールだけ飲みたくって南御室小屋まで足を延ばした。
折角だから美味しい水も調達。 |
下山時、9月に行った笊ヶ岳を確認
どれが笊ヶ岳かオンマウスで表示します
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夜叉神峠へ戻った。小屋の中には炬燵があり、山の季節は冬が近付いていた。
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此処が本来の夜叉神峠
朝は日差しが無かったが、午後の光で始まったばかりの紅葉も見れた。
思ってもいなかった大展望の辻山、南アルプスの隠れた展望台と言えるだろう。
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【参考コースタイム】
夜叉神トンネル東登山口6:25~7:10夜叉神峠7:20~8:25杖立峠道標8:35~9:10展望の良い(2300m)ところ9:30~苺平10:05~10:20辻山10:33
~ショートカット道~11:00南御室小屋11:20~苺平11:50~12:50杖立峠道標13:00~13:40夜叉神峠13:50~夜叉神トンネル東登山口14:27 |