伯母峰トンネルを越えると水の流れは太平洋へ。
川に沿って下ってゆくと下北山温泉がある、その直ぐ先の信号を東へ折れると小橡は近い。
尾根に上がってゆくルートは3通り考えられるが、以前、山仲間の郭公さんが辿った小橡から登るのが一番傾斜が緩やかに思えて
私もそのルートを辿ることにした。。
後で分かった事だが大平瀬から新しく付けられた階段がP776まで繋がっている様に思える。これはP776で下へ延びた道を見た事。
下山時に大平瀬付近で同じような作りの階段が上にP776に向かって伸びているのを見たからである。
水分神社の前、道の向い側のスペースに車を駐車した。以前にも一度停めたことが有るので良く覚えている。
このあたりには桜の花が付いている木が数本あり、眼を和ませてくれる。
道を手前に戻り橋を渡ると直ぐに山へ駈けあがる急坂の踏み跡があった。
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少し登ると下には学校跡の広場や駐車した自分の車が見える。
踏み跡はあるが鹿除けネット沿いは、結構藪こぎもあったりして歩きにくい。
P776の手前でで北の展望が開けた。
薄い雲が有るものの青空は広がってゆく。
ただ弥山方面だけには雲が掛かっていた
此処から見ると大普賢岳も後ろの山と重なってしまい、違った形に見える。
およそ800m付近で東の斜面から延びて稜線に出てきたモノレール。
此処がゼイロ山と思える。
但し何の印もなく、知らずに通過してしまいそうだが、通過した後は暫く下りになるのですぐ分かる。
再び登る機会が有れば是非山名板を用意してやりたいものだ。
モノレールは山頂を巻いていた。
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小さいピークを越えると急斜面が待っていた。
多少疲れも出てきたようで、モノレールに摑まりながら登る。
尖ったピークを越えたところで上の林道が見えてきた。
モノレールは林道にぶつかり、そこが終点になっている。モノレール小屋の横を登って林道に出た。
大峰展望が広がる
林道を北へ行くと又剣山への道標あり、そこから尾根道に繋がっていた。
又剣山はそこに近づいた。 |
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大台ヶ原が正面に見え、大蛇クラは直ぐ目の前だ。
そのずっと左には凍った滝が白く光って見えていたが、あれは中ノ滝だろう。
青空に大展望。満足して下山に向かう。
林道から見たゼイロ山と斜面
長い林道歩きは2時間半。やっと車のところに戻った。
前半の藪こぎと、後半の林道歩きは辛かったが、大峰と大台の大展望を楽しめたので十分である。 |
(参考コースタイム)
小橡水分神社前7:50~P760-9:10~ゼイロ山10:23~11:00林道で休憩11:23~11:55又剣山(昼食)12:15~12:34林道
~長い林道歩き~15:05小橡水分神社前
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