大川口から神童子谷へ少し入ると駐車スペースがある。
勿論此処まで入るのはそう簡単ではない。
スノータイヤの四駆車が条件だろう。
出発前に気合を入れる。
|
|
橋を渡ったところが冬のゲート |
正面にはまっ白な雪を被った弥山方面が晴れ間に輝く
林道歩き
アスファルトが見える日当たりの良いところもあれば
深い吹き溜まりの雪のところもある。
空は晴れ間が多く、皆ルンルン気分だ。
布引谷、聖宝谷出合で大きく左にカーブするとバリゴヤの頭が正面になり、
神々しい姿を見上げると気持ちが高ぶってくる。
|
道脇の大ツララ
もうすぐトンネル西口登山口
奥駈出合までは悪戦苦闘。
とはいっても私は最後尾で楽をさせてもらったが無積雪期の3倍の時間を要した。
奥駈出合はもうすぐ
例年とは雪の量が違う奥駈道
晴れ間は無くなり雪雲が覆ってきた
今日の幕営地到着です
その前に理源大師様を拝顔しなければ・・・・
完全に埋もれていた。
雪を払い拝顔、でも顔は足元に。
12月12日はこうだった(台座の上の理源大師像)
雪が降り出す中、テント設営
楽しみの宴会はテントの中。
Sさんの思いザックの中身は宴会の楽しみが詰まっていたのだ。
スルメ、ウィンナー、ピザなどなど。
テントの中は温かくなった。
深夜も小雪が降り続く
≪2011年1月30日≫
朝、新雪の上に新雪が積もり続けて深雪になっている。吹雪である。
弥山までは急登の標高差は300mあるがこれをラッセルして登り切るには4~5時間は掛かるだろう。
八経ヶ岳まで往復して駐車地まで下山するには13~15時間。
吹雪の中では軽量化してもとても無理な状況だった。
当然ではあるが、全員撤退に賛同していた。
本格的な冬型の天気だ。
風除けの出来る平坦地に幕営してはいたが、朝の撤収も寒くて大変だだった。
撤退は仕方ない、が楽しんで下山しよう
出合から西口への下山は緊張のしまくり、何度転倒した事だろう
これも雪山の楽しいところだろう。
あと10日もすれば雪もしまって、ずいぶん登りやすくなるのだが・・・・
下界に降りると晴れていた
|
|
【参考コースタイム】
1/29 309号大川口ゲート8:10~9:00聖宝谷出合9:15~10:20トンネル西口10:45~13:10奥駈出合13:20~弁天の森14:25~
15:05休憩15:20~聖宝宿跡(理源大師像)15:45~幕営地15:50
1/30 幕営地08:30~9:30弁天の森9:40~奥駈出合10:08~トンネル西口11:20~11:35休憩11:50~309号大川口ゲート13:05 |