2011年08月7日  夕張ヒュッテから日帰り
 メ ン バ ー  単独
行    程  駐車場5:00~コース分岐5:07~冷水コース~上の分岐6:206:58望岳台7:05~男岩7:43~釣鐘岩8:18~吹き通し8:22
 ~8:55夕張岳山頂9:06~吹き通し~水場9:38~釣鐘岩~10:20望岳台10:40~上の分岐11:02~尾根コース
 ~夕張ヒュッテ11:45~コース分岐~駐車場12:00
山    名  夕張岳(1668m)
天    候  快晴


前夜夕刻、夕張の道の駅に着いて、食料を購入し車中泊した。

当日朝、まだ暗い林道を進む、ライトには虫がまとわりつく。
直ぐに地道に成り、低床車では底を擦りそうなガタガタ道だ。
登山口の駐車場に着いたころには十分明るくなっていた。



2パーティーが先に登って行った。みんな尾根コースを登った様子。私だけ冷水の沢コース。
朝の沢と笹の中を単独で登るにはヒグマが気になるが、大きな音のする鈴を二つ付けて自分なりに安心感を確保。

北海道へ来てそれぞれの山の地元住民に話しを聞いたが、皆んな『クマはいるよ』と言う。
襲われるかどうかは運不運と言うしかないが、出来るだけ鈴などで遭わなくてすむ対策は必要だろう。
交通事故を起こす確率より低いのだからと納得するしかないのか。

現に望岳台と言う展望箇所を過ぎたところで大きな糞が道の真ん中にあった。余りに新鮮で生々しく気色が悪かった。
今朝方明るくなる前のものと思える。

ところで登山道の状況はと言うと、尾根コース分岐までに水場が有る。



地道に登っていれば道は次第に緩やかになり、シラネアオイの群生地を過ぎると望岳台。



この辺りからギラギラと太陽が降り注ぐ。此処は北海道では無かったっけ?
なんて錯覚するほど暑い。


望岳台の正面に鋭い頂の山は滝ノ沢岳


平坦な道は湿原やお花畑が迎えてくれる。変わった形の岩の向こうに優しい稜線を持った夕張岳山頂も見えてくる。
ハイマツとお花畑の中、木道が付けてあるので歩き易い。


ここまで来れば、北に見える芦別岳(一番奥)の勇姿が美しい。私にとっては苦労して登った先月のことが思い出されて特に感動する場面だった。


ここにも水場有り、この暑さの中、冷たくて絶品である。


前岳






緩やかに高度を上げて"吹き通し"の標識。名の通り、涼しい風が有り難いところ。
此処からひと登りで社が有り、一段高いところが夕張岳山頂。
ここまでずっと花が途切れなかった。花の百名山の選定はこのところに有るのだろう。

狭い山頂には誰もいない。
展望を楽しんでいるとソロソロ下からガスが上がって来た。
薄っすらと見えていた富良野岳方面の山も見えなくなり、山頂を後にした。



望岳台では登って来た地元の人達と暫く話して尾根コースで下った。
下山はダケ林


夕張岳ヒュッテ


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