秋雨前線とユックリ台風で毎日愚図ついた天気ばかり。
待てど暮らせど岩手山周辺は良くならない。僅かにマシな天気予報が出た。
しかし朝の空はどんより。
躊躇していたのでワンクッション置いた出発準備になったが、意外に早く6時すぎにスタート出来た。
駐車場から五分、立派なキャンプ場の中に登山口が有る。
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ユックリ樹林の中を登ると、何と0.5合目。
こんな表示はあまり見た事が無い。
1合目、1.5合目、2合目結構細かい表示が有難い。
広い階段状の道を登り、ザレた所を過ぎると2合目。
振り返ると拡がった裾野が見えるようになる。
登りっぱなしなので同じリズムが作りやすい。
登り切った所が7合目。雲の間ではあったが眼下に街が見えていた。
広い野原を進むと八合目小屋。
夏場の最盛期は管理人が常駐していたようだが今は無人だ。 |
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堂々とした余りにも立派な小屋にびっくりである。
水も豊富、ジャブジャブ流れっ放しである。
兎も角は天気が不安定。立ち寄るのは下る時にして、先を急いだ。
不動平へつく頃、遂に雨が落ちてきた。
雨具を付け最後の登り。お鉢の縁に着くと強烈な風が吹いていた。何とか山頂まで着いたがお鉢一周は断念。
八合目小屋迄下り、軽食を摂りながら宮城県から来た青年達と話を交わす。風雨と寒さで山頂を諦めた人が下ってゆく。
七合目迄戻ると裾野は光が刺して明るい。見晴らしの良い旧道を下る。岩とザレ場の急下りは膝には負担が大きく四合目から新道へもどり、下った。
あの嵐の様な山頂は何だったのだろうと思う程、下では陽射しが明るかった。山を見上げると黒い雲は尚も山頂に纏わり付いていた。
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北東北では一番期待していた独峰岩手山だったが、うーん・・・・不完全燃焼。
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